2020/06/13; 「歌うたいのバラッド」

「歌うたいのバラッド」と言う曲がある。終始恋人への愛を歌う、世紀のラブソングである。

素晴らしい曲に違いないし大好きな曲なのだが、この曲を聴くと何とも空しい気分になる。あまりに純愛が過ぎるからである。

世には純愛を描いた作品に溢れている。しかしそれらは全て幻想ではないか?僕らがいくら追いかけても掴めない、無い物ねだりに過ぎないのではないか?
「歌うたいのバラッド」を初めて聞いた時から、そんな考えが頭をもたげている。そしてそんな思考に至る自分に対して、お前が1番卑屈で空しい奴だと思うのである。

なぁ、みんなはどう思うんだい?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?