2020/05/25; 会話

先程、友人とお互いの過去と未来について話すというイベントが発生した。彼は自分の境遇を愉快に語ってくれ、非常に楽しい会話だった。1人でいる時間もいいけど、やっぱり人と話すことはいいことだ。

1人でいる時間と、仲のいい友人といる時間を比較してみた。すると、友人といる方が断然楽しい時を過ごせているのだと気づいた。今まで比較するなんて概念がなかったけど、比べてみたら一目瞭然だった。
あ、俺友人と一緒に話すことが好きだったんだ。

コミュニケーションは掛け算だ。1人でいると自分は1でしかない。しかしここに友人が加わると、1だった自分が3とかになったりする。当然その友人も3とかになって、結果3✖️3=9になるわけだ。人と過ごすことで、1人でいたら絶対に味わえなかった楽しみが生まれる。

思えば、人間というのは本当に不思議である。人によって好き嫌いも違うし、趣味も考え方も違う。自分がめちゃめちゃ美味しくて無限に食べられるとおもうものでも、ある人は嫌いとか言ったりする。自分が少しの練習で簡単にできることでも、人からすればすごいことをしていると思うかもしれない。その逆も然りである。そういう違いを知ることが、1を3にするということなのだろうか。
こんなこと、100万年前から言われ続けている陳腐も陳腐な話であるが、改めて考えるとやはり不思議である。

遠回りしたがまとめると、人と話すことは自分を高めることであるということだ。今日まで、俺は自分が人と話すことが好きだと認識していなかったので、なんとなくわざわざ人と話したいと思わなかった。けど今は考えが変わった。
自分を高めるため、あと1人じゃできない楽しみを知るために人と話してみたい。
そういうモチベーションを知った今なら、今までと違う切り口で会話ができるんじゃないだろうか。


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