2021/10/08; 上高地探訪記

この前、会社の友達と上高地へ行きました。よく晴れた日で、あらゆるものがとても綺麗に見えました。

ここですね。何回行っても素晴らしい場所です。

ハイキングの道すがらどんどん大きくなる北アルプスの山々は、空色の画用紙にのりで貼り付けられたようでした。ただでさえ大きな図体に、くっっきりとした稜線が相まって、異様な存在感があります。僕の脳みそには、あの山に登りたい!という気持ちが生まれました。それは無から有が生まれるように突然なことでありながら、ごく自然なことでした。北アルプスの山が、「登れるもんなら登ってみぃ!」と僕を呼んでいるように感じたからです。

夜になれば、視野いっぱいに星が瞬きました。川沿いの土手で、川の字になって寝そべり、川の音を伴奏に「夜空ノムコウ」なんかを口ずさんだ時間は、何にも変えがたい尊い思い出になりました。何かを信じてここまで来られたかどうかは分からないけど、「あ、流れ星!」「俺も見た!」と笑えた時は、漠然とした希望を見た気がしました。

星空、友達のスマホでとても綺麗に撮れたので、皆さんにもお裾分けします。

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すごくないですか?これ。こんなプラネタリウムみたいな現実の星空は、人生で初めて見ました。今写真で見ても、凄すぎて胸高鳴ってしまいますね。というかスマホでこんな綺麗に撮れることも驚きです。

突然ですが、ここで一首詠ませていただきます。

ぬばたまの 闇深く満つ あめの底に は今もなお しんと瞬く

仕事に追われる毎日でも、あの日見た星空を忘れたくないという気持ちを込めました。皆さんも上高地、行ってみてください。11月15日に閉山です。

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