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「私の三原則」3年 森田翔

「私の三原則」
文学部史学地理学科アジア史専攻 3年 森田翔(FC東京U-18)


こんばんは。

今回、部員ブログを担当させていただきます。
文学部史学地理学科アジア史専攻3年の森田翔です。

まず初めに、私たちが明治大学という素晴らしい環境でサッカーが出来ているのは、日頃より明治大学体育会サッカー部に多大なるご支援、ご声援をしていただいているスポンサー様、MSM関係者の皆様、ファンの皆様、OBの方々のお力添えに深く感謝いたします。

さて、月日が流れるのは早いもので覚悟を持って入部してから早くも2年半、この部員ブログを書くのも今回を終えれば、あと1回しかない。明治大学の上級生となった今の気持ちや考え方について素直に書きたいと思う。

『覚悟』
2024年2月上旬、まだシーズンにも入っておらず、学生だけで練習していた頃だ。私は、今シーズンこそは明治のために何が何でも貢献してやるという強い覚悟を持って学生練習をしていた。しかし、その気持ちとは裏腹に私は、ハムストリングスの肉離れをしてしまった。この時は痛みより今までに何回か怪我をして離脱していたことや、またしても明治に対してサッカー面で貢献できないことに落胆していた。
そして怪我から始まった2024シーズン。栗田さんがいつもおっしゃっている「リハビリは成長する場所」という言葉を深く落とし込み、もう一度自分自身のメンタルやプレーについて分析をし続けた。
その中で私は、自分自身の『覚悟』について考えをまとめた。
それまでの私の『覚悟』の認識は、ただ強い気持ちを持って試合や日々の練習に臨むことというだけで中身が薄かった。だから、ネガティブな事が起こるとすぐに気持ちがぶれてしまい、プレーや雰囲気に出てしまう。それでは成長がない。『覚悟』について深く落とし込むことが自分の中で大切だと考えた。

私は、『覚悟』を強くするために2つのプロセスがあると考えた。ひとつめは、『感謝』で、ふたつめは『責任』である。ひとつめの『感謝』は、自分に携わってきた方々にである。全ての方々をあげるのは長くなってしまうのでここでは挙げないが、やはり明治大学体育会サッカー部である。私が明治大学体育会サッカー部に入部できたのは栗田さんを始めとするサッカー部の関係者の皆様のご尽力があったからこそで、お力添えがあったからこそ、ここまで成長することが出来た。そういった明治大学体育会サッカー部への恩をしっかり落とし込み、今度は私がプレー面はもちろんの事、ピッチ外でも感謝の気持ちを持ち、明治に恥じない行動を心掛け、さらに明治の価値を上げる行動をすることが、明治大学体育会サッカー部への恩返しになると考えている。そして、『感謝』の気持ちを強く持つことがふたつめの『責任』に繋がると考える。明治大学としての責任、サッカー部としての責任、大学サッカーを引っ張っている明治としての責任、上級生としての責任、そしてピッチ内ではCBとしての責任など。ここにすべてを挙げ切れてはいないが、様々な『責任』が存在する。その『責任』を背負うことに対して逃げ続けることは、自らの成長を止める原因にもなる。『責任』から逃げずに自ら背負うことで『覚悟』が強くなり、成長すると考える。

①全ての事に感謝する→②責任を背負う→③覚悟が強くなる

このように、覚悟の強さと感謝の大きさは比例すると考える。
どんなにきつくても、ネガティブな状況になろうと、自分の中で大事にしている三原則がある。それが感謝、責任、覚悟である。これからもその三原則を心に留めてぶれずに目標まで突っ走っていきたい。

『指標』
私は、全体ミーティングで常盤さんが話をしてくださった中で、心に残っている言葉がある。「今までの同じポジションの明治のOBの方々と自分が並んだ時にスタメンやメンバーに選ばれるかと問われるとまだ足りない」とおっしゃっていた。それまでの私は、目の前にいるライバルしか見れておらず、このお話を聞いて、いかに自分が小さくまとまっていたことかよく理解できた。明治のOBの方々は、日本のサッカー界を背負っている選手ばかりで私なんかは到底肩を並べるレベルではない。しかし、常にOBの方々を意識し、過去の自分を少しでも越えることが私自身の成長や目標に近づく大事な事だと考えた。



現在明治は、リーグ戦負けなしで首位。アミノバイタルカップも3回戦突破と他の人から見たら順調のように見える。しかし、チームは生き物。良い時もあれば悪い時も必ず来る。私自身はどんな時もチームのために全力で行動し、4年生とすべてのタイトルを獲りたい。そのために日々の練習、一瞬にすべてを賭け、覚悟を持って明治のために闘いたい。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
明治大学体育会サッカー部はサッカーだけでなく、いろんな人に応援される選手、チームになるべく、日常から人間性を追求しています。

今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


次回の3年生の部員ブログの担当は、真鍋隼虎です。

キューティクルヘアが特徴的なかわいらしい子ですが、普段はかなりふざけていて、松尾とコバ(小林)に怒られています。しかし、ピッチ内では鋭いシュートでゴールを量産しています。そんな彼の鋭い部員ブログを是非ご覧ください。

森田翔(3年=FC東京U-18)
文学部史学地理学科アジア史専攻。DF。

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