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「ギラギラとがむしゃらに」3年 島野怜

「ギラギラとがむしゃらに」
法学部法律学科 3年 島野怜(仙台育英学園)

今回ブログを担当させていただく法学部法律学科3年の島野怜です。

まず初めに、日頃より、明治大学体育会サッカー部をご支援いただいているすべての皆様に、深く御礼申し上げます。
また、総理大臣杯を通して多大なるサポートをして下さって皆様、ありがとうございます。サポートに伴わない結果となってしまい申し訳なく思います。
今大会を通して、改めて自分たちが多くの方々のご支援があって活動できていることを実感しました。このようなことが当たり前ではないことに感謝し、精進してまいります。

早いようで書くのが3回目となった部員ブログ。入部してからのことを少し振り返りながら今の思っていることを素直に書こうと思う。

2022年2月10日
コロナ期間ということもあり、例年より少し遅れて入寮した。
1年生の頃は、なんとしてでも自分の目標を叶えてやろう、1日でも早くトップチームに絡もうと下手くそなりに毎日の練習にがむしゃらに取り組んでいた。トップチームに絡むことができるようになった時、正直なんで自分がトップチームに絡めているのだろうと思うこともあったがトップチームの試合に出るために、トップチームに居続けるためにがむしゃらに日々の練習に励んでいた。

2年生ではありがたいことにトップチームの試合に絡むことが増えた。
だが、サッカー人生で一番記憶に残る経験もした。
それは、全日本大学サッカー選手権大会(通称インカレ)である。初戦の関西学院大学戦では後半から出させてもらうも何もできなかった。そして、それ以降の試合は毎試合ベンチ外だった。
チームは優勝し、初めて日本一の景色を見せていただいた。とても嬉しかったがそれと同時にチームの力に全くなれなかったという無力感などとても複雑な感情であったことを今でも覚えている。

3年生となり、最初は関東リーグもベンチスタートが多くなった。その時は早く試合に出たいと常にギラギラしていたし、練習試合では結果を残すためにギラギラとがむしゃらにプレーしていた。

だが、今の自分はどうだろうか。
今までの自分よりもさらにギラギラしているだろうか。がむしゃらにプレーしているだろうか。

最近の自分自身にはとても物足りなさを感じる。

どこか上手くやろうとしてプレーが小さくなったりダイナミックさがなくなっていないか。理屈に逃げて戦う部分が疎かになっているのではないか。

先日の総理大臣杯を振り返っても広島大学、阪南大学の方が勝つためにギラギラしていたし、がむしゃらにプレーしていたと思う。
自分では勝つためにプレーしていたつもりでも客観的に見ても相手の方が走っていただろうし、声を出し闘っていたと思う。まだまだ心の底からの本気ではなかったと思う。そして、どこか上手くやろうとしていた自分、上手くいかない時に理屈に逃げていた部分が少なからずどこかにあったと思う。

もう一度、明治の勝利のために、理屈などに逃げずにがむしゃらに闘いプレーする。
そして

『明治発、世界へ』

この言葉を叶えられるように誰よりもギラギラとがむしゃらに日々の練習から取り組んでいく。

また、それがチームにいい影響を与えると信じて、うちに秘めているものを隠さずに表現し、誰よりも熱く、野心を持って残りの大学生活を過ごしていく。
そして、必ず残りのタイトルを全て取る。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後とも、明治大学体育会サッカー部へのご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。

次回の3年生の部員ブログの担当は小林亮太です。大ベテランのような落ち着きでゲームをコントロールする彼は穏やかな性格ではありますが熱い魂を内に秘めています。
そんな彼の部員ブログを是非ご期待下さい。

島野怜(3年=仙台育英学園)
法学部法律学科。MF。

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