お茶の水JAZZ祭~道場生によるレポート記事~【ユッコ・ミラー様編】

1. はじめに
 今回で第13回目を迎える『お茶の水JAZZ祭』。二度の延期を経て、オンラインでの開催となりました。
例年、明大町づくり道場は『お茶の水JAZZ祭』にて、お客様のご案内や当日の影アナウンスなどに携わらせていただいております。今年はオンラインでの開催となるため、皆さまに『お茶の水JAZZ祭』の魅力を知っていただけるような取り組みの一つとして、道場生による『お茶の水JAZZ祭』レポートを定期的に更新していきます!
ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。
第1弾として今回は、『ユッコ・ミラー氏編』です。

ユッコ・ミラー氏とは

jazz出演者2019B (1)

出身:三重県伊勢市出身。
・3歳よりピアノを始め、高校で吹奏楽部に所属しアルトサックスを始める。在学中よりパリ・ウィーン等、海外演奏旅行、CDへの参加、数々のコンテストにてグランプリ等受賞。
・キャンディー・ダルファー本人から演奏を気に入られ、キャンディー・ダルファー来日公演に異例のスペシャルゲストとして出演、グレン・ミラー・オーケストラのジャパンツアーにスペシャルゲストとして出演を果たすなど国内外で活躍するトップミュージシャンと多数共演、韓国やマレーシアなどの海外でのフェスティバルにも出演するなど、世界的に高い評価を得ている。
・地上波人気テレビ番組への出演や、YouTuberとしての活動も展開し、ユッコ・ミラー公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録者は19万人を超え、総再生回数は3500万再生回数を突破。
・音楽的スタイルは、モダンジャズからファンク、フュージョン、ハイブリッドなコンテンポラリージャズ、ロック等幅広く行う。

2. 楽曲
続いて、道場生による、JAZZ祭レポートになります!
〇宝島
・歌声が聞こえてくるみたいだった。
・背筋伸ばして、散歩したくなった!
・前向きな気持ちになれそう。
・MCと演奏とのギャップにやられた。

〇Blue stilton
この曲は早いテンポと高音部分が特徴的に感じました。この早いテンポの中でのサックスの高音から低音への滑らかな移り変わりが心地良く、ユッコさんの勢いが伝わる疾走感ある演奏が印象に残っています。

こちらの曲はユッコ氏オリジナル楽曲です。YouTubeでもshort ver.のこちらの曲を視聴出来ます。

URL < https://youtu.be/0fMbAEb3mh0 >

〇海の見える街
ジブリ映画「魔女の宅急便」挿入曲のボサノババージョンでの演奏。映画で流れる明るく軽やかな雰囲気とは違った、落ち着いた雰囲気が楽しめる。
この曲は静かに、広く響き渡るピアノソロから始まる。その後はベースとドラムが軽快なリズムを奏で、サックスが頭に残るメロディを奏でながら演奏に加わる。演奏の途中にはベースソロもあり、それぞれの楽器に見せ場があるのがこの曲の魅力である。全体を通しては全ての楽器の音が非常に綺麗に調和していて心地よく演奏に浸れる。

海の見える街もユッコ氏はYoutubeチャンネルにアップロードされています!

URL < https://youtu.be/1uowjf-KQHs >

〇Confirmation
・サックス、ピアノ、ベース、ドラムそれぞれの ソロがかっこいい!
・ジャズっていう感じがした!
・嫌なことも忘れて、楽しい気分になった。

〇名探偵コナン メインテーマ
誰もが一度は耳にしたことのあるこの曲ですが、ユッコ・ミラー氏の手にかかると、一味も二味も違った曲に変貌します。原曲の良さはそのままに、ジャズならではのクールなアレンジが加わり、一度聴いたらクセになる、そんな曲です。彼女が持つ表現の幅の広さに、耳を奪われること間違いありません。まだ誰も聴いたことのない「名探偵コナン メインテーマ」をお楽しみください!

ユッコ・ミラー氏は自身のYoutubeチャンネルでも、「名探偵コナン メインテーマ」の演奏を公開しています。投稿動画の中で約800万回も再生されている人気曲です!『お茶の水JAZZ祭』では、デイヴィッド・マシューズ様のアレンジによるJAZZテイストver.をお楽しみいただけます!ぜひご覧ください!

URL < https://youtu.be/wny2gtemW_s >

〇Yes or No
Wayne Shorter氏によるJAZZのスタンダードナンバー「Yes or No」
サイモン・コスグローブ氏(Pf)、パット・グリン氏(Ba)、デニス・フレーゼ氏(Dr)による爽快なイントロから始まり、お馴染みのフレーズと共にユッコ・ミラー氏の旋律が加わります。ユッコ・ミラー氏のソロパートでは、最後の曲に相応しく、これでもかと技巧を凝らしたプレイで、画面越しの演奏であることを忘れてしまうような迫力がありました。
サイモン・コスグローブ氏(Pf)のソロパートは一転、穏やかな旋律で始まり、緊迫した空気感からゆったりとした空気感に変わりました。しかし、場面が進むごとに勢いを増し、気づいたときには体が思わず動いてしまうような、とても魅力的なプレイでした。
続いてデニス・フレーゼ氏(Dr)のソロパート、軽快で繊細なスティックさばきは見るものを魅了します。ときおり見せる笑みは、音楽を楽しむ純粋な気持ちや余裕が感じられます。演奏者の細かな表情や、普段見ることの出来ない背面からのカットなどは、対面で開催される『お茶の水JAZZ祭』とは異なる魅力を写し取り、観る者に十二分に興奮や感動を伝えていると感じました。

3. 最後に
 いかがでしたでしょうか。明大町づくり道場としては、皆さまに『お茶の水JAZZ祭』の魅力を伝えることができましたら、幸甚に存じます。今後も定期的に記事を更新していくので、是非ともよろしくお願いいたします。
 また、『お茶の水JAZZ祭』に関しまして、感想などを「#お茶の水JAZZ祭オンライン」と共にtwitterにてつぶやいていただき、『お茶の水JAZZ祭』を盛り上げていく企画を行っております。そちらの企画も是非ともよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!


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