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最近の偏向報道について思うこと

ここ最近の世界情勢、特にウクライナとロシアの戦争に関してメディアが報じていることは、私たちの日常生活に直接影響はしなくても、やはり心を締め付けられるような殺伐とした内容のように感じますよね。

今や世の中は、明らかに分かりやすく、ウクライナはロシアに一方的に攻め込まれた「被害者」であり、ウクライナのアゾフ大隊は国民を守る「いい者」、一方ロシアは、ウクライナの国民を虐殺し、街を破壊するような戦争犯罪を犯す「悪者」というように、戦争に対する見方が固まってしまっています。

ですが、これはあまり良くない考え方だと私は思います。
これは戦争ですよ?ロシア軍もウクライナ国民の命を奪っていますが、ウクライナ側もロシア軍を攻撃しています。ロシア兵にも一人一人に家族や大切な人がいるわけです。
そもそもロシアのプーチン大統領がウクライナを攻撃した理由を考えてみてください。色々な理由が考えられると思いますが、まず挙げられるのは、ウクライナのNATO加盟の阻止だと思います。
ウクライナがNATOに加盟すれば、ウクライナとロシアの国境沿いに米軍の戦車やミサイルがずらりと並ぶことになる。そうなると、ロシアの安全保障が脅かされます。それをプーチン大統領は危惧したんです。

だからといって他国の領土に攻め込むのが良いことかというとそれは違いますが。

また、ウクライナのアゾフ大隊には、ネオナチだとか偽旗作戦を行っているだとか黒い噂が絶えません。
しかし、それが正しいとしても間違っているとしても、一方の意見で決めつけるのは良くないと思います。

ロシア軍といっても、いろいろな価値観や考え方を持っている人がいると思います。ウクライナ軍も同じです。
ロシア軍の中にも、真面目にウクライナ軍と戦っている兵もいれば、戦争犯罪を犯すようなトチ狂った奴もいると思います。
ウクライナのアゾフ大隊と言っても、ウクライナ軍の中には、偽旗作戦を行う勢力もいれば、それに反対する勢力もいるかと思います。

何が言いたいかというと、どちらかがイイモンで、どちらかがワルモンという、二極化した物事の見方というのは、漫画や映画の中なら通じますが、現実では通じないということです。

一つの勢力の中にもいろいろな意見や考え方を持つ人間がいるということです。

こうした背景を考慮せずに今回の戦争を見ると、ウクライナ=善、ロシア=悪という、偏ったメディアの報道を真に受けてしまいます。
日本のメディアは完全にアメリカの言いなりです。アメリカの敵はロシア。なので、日本のメディアがロシアを貶めるような報道をするのは決しておかしくないことです。

逆に、ロシアと仲良しの中国では、ロシアに有利な報道しかしない。

私の場合は、テレビは最近全く観ないですね。
部屋には一応置いてあるんですが、たまに金曜ロードショーとかアニメとか観るくらいで、気になるニュースや世界情勢に関する情報はもう、テレビでは観ないです。

ここ最近はYouTubeや書籍の方が濃い内容の情報を手に入れられるように感じるし、テレビと違って、自分の興味のある内容を、いくらでも調べられるので、今のネット社会に生まれて良かったな〜って改めて思いますね笑

本を読むのは大学時代から好きです。本はテレビやネットと違って、規制が薄いと思うので、テレビではタブーな情報でも本だとすぐに入手することができます。

ただ私の場合、電子書籍が苦手で、紙で未だに読んでいるので、この先紙媒体の本が残り続けるか少し心配ですね。

障害も世界情勢も、情報を多く持っているやつほど強い!そう思う今日この頃でした。

以上です。
読んでいただきありがとうございました!
失礼します。

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