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半年間星読みを勉強して感じた、占星術の魅力

明日6/21は、新月、夏至、金環日食の重なるスペシャルな1日ですね!
蟹座、8ハウスでの新月ということで、自分の身近な人やものごとに対する再認識、生まれ変わり、同じ志を持つ人たちと高め合い、与え合うためのスタート地点…というように私は感じます。

去年の暮れに突然「よし!占星術の勉強しよう」と思い立って半年経ちました。
知れば知るほどその奥深さに驚きハマっていきます。

占いというのはどうも、近付き難い雰囲気というか、怪しい雰囲気があるけども、星占いだけは雑誌や新聞で必ずと言っていいほど見かけるし、一般的な存在なのが前から不思議だったんです。勉強してみて、今まで見ていた星占いがどれだけ末端のチビッとした部分しか見えていなかったのかがわかってびっくりしたんですが。

紀元前4000年からの歴史に触れる

地球上で世界最古の文明が栄えたメソポタミアの遺跡から、占星術に関する文献が多く見つかっていることから、紀元前40世紀には占星術が始まったと推測されています。
(引用:https://www.pikara.net/contents/details.php?id=829)

そんな昔からあるものが形を変えながらも、未だに使われているってすごくないですか?
科学や技術こそが信じられる現代で、占いは非科学的であるものなのに、未だに無くならない不思議。昔から自然と共に生き、占いと共に生きてきた人間の一部なのだと認識させられます。

占星術はブランディングと似ている

自分の生まれた瞬間の星模様から自分の心の癖や行動欲求、しいてはプライベートな部分や未来予測まで読んでいけるのですが、
それは端的に言うと、自分が見えていない「自分」を俯瞰して見る行為だと思います。
私の働く事務所は地域産品のブランディングを主にしています。ボスはよく「良いものを磨くお仕事」と言っています。私の見ている占星術はそれに近いような気がするんですよね…なんとなく。自分の魅力やクセと向かい合い、どう付き合って行けばいいのかを一緒に考える作業というか。活かし方を見つけるというか。
会社のロゴなんかも、時代に沿ってデザインの変更が繰り返し行われますよね。だから、一回占って終わりみたいな関係はあまり望まず。コーチみたいな存在?そういう価値を個人にも提供していけたらなと思っています。

ホロスコープ、みんな違ってみんないい。

星模様を盤面化したものをホロスコープと呼びます。生まれた瞬間のホロスコープは当たり前ですがみんな違います。生まれた日時が一緒でも生まれた場所が違えばホロスコープは変わります。生まれた年でも違います。
そしてホロスコープから天体の配置と角度を見て、そこから意味を見出していきます。
人によってはキレイな正三角形や星形が生まれる人もいます。(正三角形は結構見ます。星形は滅多にいないようですが。
自分が生まれた時間の天体の配置や角度から自分の人生を占うという、美しさ!ロマンがありますよねえ。単純にそこが好き。

10の自分と向き合う。

占星術でメインで扱う天体は10あります。皆さんが知っている自分の星座というのは、太陽の星座です。
そのほかに月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星それぞれに星座が当てられます。
それぞれ司る分野が違い影響力も人によって様々です。占ってみると太陽星座より縁の深い星座が見つかったりもします。

ちなみに上記の星読みは天動説を基にしたジオセントリック占星術といいます。この他に地動説を基にしたヘリオセントリック占星術というものもあり、こちらは自分中心というより世界の中の自分の役割を読み解く星読みです。太陽中心なので太陽星座は無く、代わりに地球が登場します。こっちも面白い。状況や立場によって使い分けできるとより楽しめますね。

絵を描くように、星を読む。

占いの結果がおなじでも、占う先生によって伝え方が違ったり、結果受け取るものが変わってくる。というのは、同じものを描いても作家によって表現が全く違うのと同じです。自分にしっくりくる占い師との出会いは人生をより豊かにしてくれると思います。好きな画家や映画監督に出会うように。
読む側も、受け取り方や読み方に個性が生まれます。読むごとに変わっていく人もいるでしょう。それもOKとする占星術の懐の深さというか、自由さは面白いなぁと感じます。

先の読めない今だから、占いを心のお守りに。

星のサイクルというのは不思議で、何十年、何百年単位で同じような出来事が繰り返し起こる傾向があるんですね。思えば1日24時間なのも、1週間が7日なのも、昼は明るくて夜は暗いのも、星のサイクルで決まっていることです。
新月、満月のようなサイクルの早いものから、木星回帰、土星回帰のように何十年単位のサイクルがあります。そのタイミングで何かが起きるというのが予めわかっているだけでも心の不安が軽くなったりしませんか。
ちなみに2020年は大きな時代の変化期と言われています。まさにそれが今起ころうとしていますね。2020年の12月には土星と木星が重なり合い、そこが240年サイクルの時代の切り替わりとされています(詳しい内容は割愛しますが調べると面白いですよ)。今までの240年は物質的な富を大切にする「地」の時代、来年から始まるのは目に見えない繋がりや情報を大切にする「風」の時代です。そしてこれは紀元前から繰り返し起こってきたサイクルです。壮大〜…。

私が占星術を学ぼうと思ったきっかけは、天体はおなじ場所をぐるぐる回っているのではなく、太陽を中心に大きなうねりを生みながら移動を続けているということを知ったからでした。

動画はこちら

この映像を見たとき、変わり続けることは必然なのだなと思いました。変化は不安を生みますが、希望も生みます。変わることを恐れず受け入れながら生きていきたいですね。

そんなこんなで星読みの勉強は続きます…。

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