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2019年は過去2番目に全球平均気温の高い年だった

NOAAやNASAなどの発表によると、2019年の全球平均気温は過去2番目に高く、温暖化傾向が依然として進行していることがわかります。

このあたり、たった1分のわかりやすい動画ですのでぜひご覧いただければと思います。

このグラフも、20世紀中盤を 0 とした場合の差として19世紀末から現在までを描いていますが、傾向は明らかでしょう。

よく「気候は周期的で、恐竜時代はもっと暖かかった」とリプを送ってくるひとがいるのですが、氷期間氷期のスケールの変化はもっと緩やかなのに対して、人為起源の二酸化炭素の影響は過去に地球上で見られたことがない急激なものだという視点が抜け落ちてます。

ここにオーストラリアの大火災、シベリアの火災といった影響や、フィリピンの噴火(こちらは寒冷化の寄与があるかもしれない)などが加わり、いよいよもってちょっとのことではこのトレンドを逆転できない流れになってきています。

世界的協力に基づいた、ドラスティックなGHG削減を行わなければ後世に大きな負の遺産を残すことになるのは目に見えているのですが、あまり議論そのものは高まりません。

このあたり膨大に情報をもっていますので、ちょっとずつnoteにもブログにも出していけるうちに出していきたいです。


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