権力を持ちすぎた人同士がタイミング悪くぶつかるだけで世界が終わりかねない
徳力さんが、ツイッター外交怖いと書かれていて、もちろんそうですねと思うのですが。
本当の恐怖はですね、
「ツイートの編集機能を実装しないのはテキストメッセージ時代のバイブスって感じ? あれを残したかったんだよ」
すわ第三次世界大戦かと、自分のプラットフォームが大騒ぎになった2週間後にバイブス言ってるジャック・ドーシーですよ! 何も考えてなさそうで常々怖い。
これだけ差別や暴力的な言論がツイッターで増幅されているといわれているのに2018年頃になっても「研究を進める」といっていたり、2019年になっても曖昧、かつ大統領が例外になっているルールを首尾一貫して適用することもできていないのは、ツイートの流れるスピードが速いから見過ごされがちですが、無法地帯もいいところですよね。まったく、いいバイブスですよ。
ジャックのアカウントがハイジャックって、笑えないことになったのが去年の8月なのも覚えてますよね。
こうなるまで、ツイッターは2段階認証に対してSIMスワップアタックが比較的簡単に起こりうるのを知ってて放置していたわけで、自分のプラットフォームのもつ巨大な力について真剣に考えていないフシがあります。
トランプがツイートするときに個人的なスマートフォンを使っているのは有名な話ですが、それがホワイトハウスのプロトコルに反していて中国とロシアの監視下にあるかもしれないという話とかも怖いですよね。
こういう小さなほころびから、意図しない結果は生まれます。
なにも考えてなさそうな大統領にCEO。巨大な力をもっている二人のタイミングの悪い人のミスが運悪く被ったときに世界が終わるとか、そういうのだけは御免被りたいものです...。
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