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本の企画をいただくか、企画を書くか

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先日もしかしたらと思い、小学校三年生になる娘に「パパの仕事はなにか知っている?」と聞いたみたところ「よくわからない!よく本書いてるね!」という答えが返ってきて頭を抱えました。

そういえば、説明が面倒でちゃんと話していませんでしたが、私は自分が「科学者」であり「書き手」だという話を、これまでしていなかったのです。うかつ!

しかし人はどのようにして「書き手」になるのかという点を説明する段になって、ちょっとそれも難しいことがわかりました。人はだれだって好きなことを書けますが、それを商業出版できるかは、自明ではないからです。

そこで企画としての本がどのような仕組みになっているのかについて、これまで20冊ほどの本を書いてきた経験を軽くご紹介しましょう。

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