文章を書くときの速さと重さのバランス (ライフハック・ジャーナル #42)
オバマ元大統領が8年の在任期間を振り返る回顧録 "A Promised Land" を刊行したことが話題になっています。当初は500ページほどで、1年ほどで書き終えることができるだろうと考えた原稿はどんどんと伸びていき、最終的には前編だけで700ページ超の二冊の本になりました。
その冒頭にオバマ元大統領がどのように執筆しているのかが垣間見える一節があります。
I still like writing things out in longhand, finding that a computer gives even my roughest drafts too smooth a gloss and lends half-baked thoughts the mask of tidiness.
私はいまだに手書きで書くことを好んでいる。コンピューターで執筆することは私の拙い草稿に上辺だけの虚飾を与えてしまい、中途半端な考えを小綺麗に見せかけてしまうことに気づいたからだ。
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