見出し画像

大勢で集まるのは自粛? それなら意味もなくオンラインイベントやらないか

ここにきて一気に世の中が集まるのは自粛、イベントの開催は禁止という雰囲気になってきて、なんだか不安で憂鬱です。私の関わっている範囲でも大きな会合やイベントが中止になっていて、楽しいことなどなにもないような気にさえなってきます。

それだったら、心の中の敵をこちらから迎え撃つのもいいのではないかと思って、自分にできることはなんだろうかと思っていました。私は研究者であり、ブロガーで、つたない情報発信くらいしかできることはありません。芸人みたいに人を笑わせる才能もありませんし、どちらかというと陰気なキャラクターです(笑)。

と、そこまで考えて、「いや別に意味がなくてもいいよね」と開き直るような気持ちが沸き起こってきました。

目の前にあるカメラをオンにして、配信アプリにつないでひたすら意味のないオンライン上のイベントをするのでもいいのではないか? そう思ったのです。

お題も意義もあるイベント

例えば拙著「リストの魔法」について筆者自らがお話するたぐいのオンラインセミナーだったら、少しの準備ですぐにでもできます。これはお題もあれば、興味ある人には意義もあるイベントですね。

ゲストを読んで、お喋りをするのもいいでしょう。最近読んだ本について、議題にあわせてしゃべるようなイベントを週末に開催するのもいいでしょう。

とりあえず思いつくところですと「2020年におけるブロガーの生存戦略」「noteとブログとSNSで始める情報発信生活」「iPhoneだけで始める動画撮影苦労話」といった話題がありますね。

お題はあるけど意義はないイベント

でも、どうせ思いつきでやるなら、ただカメラを回しているだけで深夜のラジオ番組のようなノリでずっとしゃべってコメント欄に答えるだけの「意義のない」オンラインイベントだっていいでしょう。楽しむ人は楽しむでしょうし、つまらないと思う人は離れるだけです。

お題は、そうですね...。それこそゲストを読んでおすすめの漫画の話ばかりをしたり、Netflixの話ばかりをしたりといったものでもいいですし、「ひたすら焼き肉の話しかしない」とか「いままでに見た最悪の映画の話しかしない」といった内容でもいいでしょう。意味なんていいんです。それは、結果的に視聴者が見つけるかもしれませんし、見つけないかもしれないものですから。

意味もなく今週末からやってます

根底にあるのは、自分の不安を行動で上書きすることと、誰かに励ましを与えること。それだけです。そしてそれはYouTubeといった方法でなくてもいいですし、TikTokやInstagramといったものでも、ブログ記事でも、なんでもいいでしょう(インタラクティブなメディアのほうが楽ですが)。

ポッドキャストをやっている人ならば、こういうときに無駄に長い回を収録して視聴者が聞ききれないくらいしゃべるのもいいかもしれません。

自宅で引きこもっているだけだとお店などが苦しいでしょうから、集団で集まらずに気心のしれたひととこじんまりと店先から Go Livecast みたいな機材でライブしてもいいでしょう。

ただ、カメラに向かってトークを続けているだけでもいいのです。それが励ましを願ってのものなら、どこかに伝わるはずです。

というわけで、私なりに、なにか意味のないイベントをやろうかと思ってます。なにをしようかな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?