3月と音楽

音楽に救われた月だった。すこしうまくいっていないことがあって、ここ3ヶ月ほどメンタルが落ち込み気味だけれど、周りの人々と、音楽のおかげでなんとか前向きにやっている。音楽に限らず、創作物が真価を発揮するのはやっぱりこういうときだと実感した3月だった。かなり陳腐だけど、本当にそうだったので。

助けてくれた音楽をいくつか。


友達と全話鑑賞会をした。この曲はアニメ視聴前から知っていて、こんな良さしかない音楽あるんだね〜〜〜と思っていた。タイトルも非常に良い。Aメロ→Bメロの繋ぎが本当に好き。輝く〜でちょっと不安にさせてから、どんどんぶち上げていき、サビでキラキラさせちゃう、この、このなんともいえない気持ちよさ!聴くたびにありがとう、と思う。寂しげな雰囲気と、キラキラとした輝きを両立していて、とてもきれいな曲だ。
本編の文化祭ライブも、ぼっちちゃんが一人で想像していたより何倍も輝くぼっちちゃんがいて良かった。ぼっちちゃんらしさもあってなお良い。結束バンド、みんな眩しすぎてしんどい。


姉が、椎名林檎のライブ、『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』に連れて行ってくれた。いつだか林檎さんが「女の子の人生のサントラのつもりで曲を作っている」とお話ししていた。ライブで聴いて、今まさに、私の人生、この曲のターンじゃん、と思った。いままで何度か生で聴いたけれど、今回が一番、心に刺さって抜けなくなるような感覚があった。思い出すだけで泣いちゃいそう。


林檎さんが圧倒的パワーで歌うと同時に、今回のライブは名越さんのギターパワーも凄まじかった。今までそんなにパワープレイでしたっけ?と思うぐらい、ギリギリの高音と爆音で、ギターソロで何回か涙が出るという現象が起きた。ここオーチャードホールですけどそんな鳴らしていいんですか?いいんです……ありがとう……
いろんな曲で激烈かっこいい名越さんを観たけれど、目と耳に焼きついているのは、最後にやったこの曲でした。
ちなみに、もう14年前の曲でゾッとした。


ビアバーで知り合った、アンドリューさんが教えてくれたキシバシ。全く英語喋れなくて申し訳なかった。Spotifyの画面を見せながら伝えてくれた。他にもいろいろ教えてくれた中で、一番好きになったのはキシバシだった。穏やかな風みたいで、ちょっと夢の中の様な、不思議な感じもする。バイオリン、いままでそんなに興味なかったけど、これは好きになっちゃいそう。
これは、おすすめされた音楽ももちろんではあるが、その日知り合った他国出身の方と交流して、好きなアーティストをおすすめし合うところまでいけた事象自体が私に元気をくれた。人間は面白いし、この世、良い人多い。いままで自信のなかった私の小さいコミュ力も捨てたものではないとも思った。


ここから『RRR』の感想と音楽について書いていたらそこだけで1000字超えてしまったため、これについては別記事にする。ここには、『RRR』をまだ観てなくて、たまたまこれを読んでいる方がいたら、映画館で観て、そのあとサントラをたくさん聴いていただきたいとだけ書いておきます。

↑この記事はネタバレ無しで『RRR』への大きな感情を書いているので、視聴前に読んでいただいても大丈夫なはず。


以上!
他にも常にわたしを助けてくれる曲は無数に存在しているので、またこういうのを書こうと思います。おわり。

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