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ピボットテーブル11Q (2)なぜ「更新」が必要なの?

エクセルの関数ではない=自動計算されない!

ピボットテーブルは、Excelの強力な機能・ツールの一つです。
データを集計したり、分析したりするときに便利です。
しかし、ピボットテーブルは、エクセルの関数ではないので、
自動計算されません。
元データが変更されたら、「更新」ボタンを押してください。
そうすると、以下のことができます。

データを読み込んでレポートを作る!

元データの範囲を指定して、「フィールドリスト」で、
データ項目を4つのボックスに配置する

この時に、元データをメモリーに取り込んでいます。
データキャッシュとは、ピボットテーブルが作成されたときに、
元のデータをメモリーに保存したものです。

レポートとは、ピボットテーブルで作成した表やグラフのことです。

エクセルを保存すると、ファイルの容量が、元のエクセルに比べて
大きく増加します!
これが、見えない「データキャッシュ」です!

レポートが沢山あると、メモリが大きくなりますが、
ピボットテーブルは「データキャッシュ」を共用して
メモリ、ファイル容量の増加を抑制してくれます。

更新は「データキャッシュ」のリセット!

更新で、最新のデータを読み込みます。
「更新」クリック1回だけで、
レポートをすべて最新の状態にします。

繰り返し利用でデータ分析を高度化できる

レポートを追加したり、変更したりすることができます。
例えば、集計方法やフィルターを変えたり、
項目やレイアウトを変えたりできます。

ピボットテーブルのコピー(複製)・加工もできます。

「更新」はデータ分析のスタートボタンです!

何十ものレポートが、一斉に最新の情報に置き換わります!

そして、一度、元データを取り込めば、
 様々な加工・分析が可能になるのです!

私は、「更新」ボタンを
ピボットテーブルに感謝するためのクリックと考えています。

皆さん、面倒だと思わずに、積極的に使ってください。
ピボットテーブルは、あなたのデータ分析の強い味方です!


ピボット姫と学ぼう!(2)仮面の呪い!・更新が面倒! サンプルに挑戦!


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