マッチングアプリとデートアプリ、婚活のドタキャン【story5制作秘話】
←なぜ結婚したいのか、婚活の「正解」とは何なのか【story4制作秘話】
今回は第5話「待人、来ず ―ＳＨＯＫＯ―」の制作秘話です。
Kindle Unlimited会員の方は読み放題で見れますので、よかったら読んでみてください。
ストーリーの見どころ
第5話はショウコがメインのストーリーです。見どころは
・マッチングアプリとデートアプリの違い
・婚活で待ち合わせ場所に行ったにも関わらずドタキャンされる虚しさ
マッチングアプリとデートアプリの違い
この話では、「マッチングアプリ」と「デートアプリ」という言葉を使っています。
デートアプリはマッチングアプリの一種だと思ってもらえれば良いですが、デートアプリの特徴は
・行きたいお店（飲食店）を指定して、そこに行きたい異性とマッチングする
・メッセージのやりとりは、基本的に日時の調整のみ
というもの。
このストーリーのメインキャラクターのショウコは、婚活パーティーや合コンなど、大勢でワイワイやるような婚活はちょっと苦手で、マッチングアプリなどの一対一で会える婚活の方が好きだという性格。
さらに、メッセージをやりとりするのが面倒くさくなってしまうので、はじめから会って話ができるデートアプリをこの時は使っています。
実際にどんなマッチングアプリ（デートアプリ）があるのか
実際に婚活している方は、どんなマッチングアプリ（デートアプリ）があるの？ と、気になるところですよね。
こちらのサイトがわかりやすかったです↓
※上記のサイトでは、デートアプリ＝デーティングアプリと表記されています
婚活で待ち合わせ場所に行ったにも関わらずドタキャンされる虚しさ
第5話のストーリーは私の体験談を元にしています。
おこです。( *｀ω´)
来ないならせめて数時間前に連絡してくれ！ 待ち合わせ場所に向かう前に！！
本当に仕事が遅くなってしまったとか、緊急の用事が入ってしまったなら仕方ないですが、誠実に自分と向き合ってくれている人は、例えそういうことがあっても後々誠意を持って埋め合わせをしてくれます。
アプリでマッチングし、実際に会う約束をした時に何度かドタキャンをされたことがありますが、残念ながら一度も「埋め合わせ」なんてなかったですね。だいたいがこのお話のように、自分のプロフィール（顔写真）を消したり、急にブロックされたり。
駅待ち合わせとかならまぁ、相手が連絡なしに来なくても「なんだコイツ通報してやるわ！（マッチングアプリの運営会社に違反報告すること）」で終わりですが、デートアプリはお店に入って待ち合わせなので、本当にキツイんですよね……。
ずーっと1人で何も注文せず待っているので、お店の人にもとても申し訳ない気持ちになるし。
このストーリーの出来事は、割と私が体験したことそのままなので、私もデートアプリで連絡なしドタキャンされた時、一杯だけ1人で飲んで帰りました。そしてあまりの虚しさに家族に高いケーキを買って帰りました。笑
こういう体験をすると、周りの人の優しさが身に染みますね、本当に、些細なことでも。
人として最低限のモラルすらない人もいる
婚活（特にマッチングアプリや婚活パーティーなど）って共通の知り合いがいないからか、つい不誠実な行動が多くなってしまうんですよね。
確かに、約束したはいいものの「今日だるいな〜……」って思うことなんて何度もあったし、実際に会ってみたら全然良いと思えなくて「早く帰りたい……」と思ったこともありますよ！
でも、やっぱり人として最低限の気遣いやモラルってありませんか？
これも人によって考え方が違うとは思いますが、私は相手が待ち合わせ場所に向かう前には連絡をするでした。そして会って良いと思えなかったら、お断りはするのですが、途中で無断で帰るのはNGですね。
私は経験したことがないですが、お相手が食事中にお手洗いに行って帰ってこなかったという話も聞いたことがあります。もはやそれは食い逃げだぞ！！
全ての人に誠実になんて無理なこともわかっているので、それまでに関係を築けなかったことが原因なのでしょう。
その点では、メッセージのやりとりをせずに始めから会うデートアプリよりも、何度かメッセージをしてから会うマッチングアプリの方が、ちょっとだけドタキャンの確率は下がるかもしれません。
まぁ、がっつりと婚活をやって何百人と会っていたら、たまにはこんなこともあります。
こんな人に当たってしまったら、ハズレくじ引いたと思いましょ♪
私のハズレくじは、こうやって小説のネタにして消化してやりましたわよ！
マッチングアプリで危ない人を見分ける機能
こういう事例が多かったのか、マッチングアプリでは危ない人を見分ける機能があります。
例えば、通報（＝違反報告）された人にイエローカードが表示されている、繰り返し通報があった場合は強制退会など。
※通報は無断ドタキャンだけでなく、他のトラブル（何かの勧誘、体目的と思われる不誠実な対応、金銭トラブル、プロフィール詐称、既婚者・パートナーがいたなど）が原因のこともあります。
デートアプリでは、予約の際に男女共にクレジットカードの情報を登録し、ドタキャンがあった場合は規約に基づいてキャンセル料を支払うなどのペナルティを設けているものもあるそうです。
とはいえ、既に退会した人は通報できなかったり、規約違反をした人が再度登録できない仕組みになっているのかどうかも、実際のところはわかりません。
こういった事例への対応も、各社によって違うでしょうし。
一応仕組みとしては通報機能がありますが、全く知らない人とたくさん出会うのですから、それなりのリスクもあるということですね。大きなトラブルにだけは巻き込まれないように注意していただきたいです、ほんとに。
改札を出ると、既に父が乗っている白いプリウスが停まっていた。そんな優しさも気付くことができた、夏の終わりの夜だった。
第5話の個人的なお気に入りシーン。
ショウコがデートアプリでマッチングした相手にドタキャンされたので、ケーキを買って実家に帰るところ。
ショウコが駅に着く前に父親は車で駅に迎えに来ており、ショウコを待たせないようにする優しさを当たり前のように持っている家族愛！ なシーンです。
自分を大切にしてくれる人たちを、誠実に、大事にしていきたいですね☆
→恋愛のスピード感、頑張らないと乗り遅れる世の中【story6制作秘話】
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