マガジンのカバー画像

ある日の過ごし方

4
石垣で、どこへ向かうか迷ったときの 道しるべとして ひとつお役立ていただけたらと思います。 私たちも知らない "ある日" を探して。島のご案内はまだまだ続きます。
運営しているクリエイター

記事一覧

何気ないものに気づく旅

何気ないものに気づく旅石垣島は実際に来てみると意外に大きく感じる。それぞれの地域に特徴があるし、近くには離島もたくさんあるので、一度来ただけでは味わいきれない魅力に溢れている。そんな石垣島の最初の到着地、新石垣空港。旅の始まりと終わりの場所。通りすぎるだけでは勿体ない、素敵な場所がこの近隣にはたくさんあります。 10:00~ やちむん館工房 空港からすぐそばにある八重山伝統民具の製作工房。自然が溢れる敷地に入り、木々に囲まれた中にひっそりと建物がある。伝統民具のワークショ

無垢の風景に馳せる旅

無垢の風景に馳せる旅石垣島北部に向かっていると、どこか異国のようで故郷にも思える風景が広がっています。 そんな景色が教えてくれる「何か」は、日々の豊かさに通じてるのではないでしょうか。 赴くままに、今日も歩いてみてください。 7:30 朝食 MEGURU | 巡で朝食。一汁一菜を深く味わい、素材が身体に染みてくる。 日常に還る体験を提供いたします。 9:00 Giving tree home 素敵なオーナー夫婦のいるお店。今日は天気がいいから外のテラス席でゆっくり過ご

街と人を感じる旅

街と人を感じる旅石垣といえば自然。でも、人々の暮らしを垣間見ることもぜひしてほしいことのひとつ。沖縄本島よりも台湾に近い場所にある石垣島。街中を散歩していると、日本でありながらも、独自の文化や雰囲気、暮らす人々の息遣いが少し聞こえてくる。 7:00 底原ダム散策 ホテルから北部側を周り、於茂登トンネルを超えると、底原ダムが見えてくる。ダム周辺に車を止め、歩いて散策する。近隣には住宅などが一切ないため、鳥や虫の鳴き声がよく聞こえる。見晴らしの良い景色。ただ歩くだけで、整って

身近な何かに触れる旅

身近な何かに触れる旅身体を動かしてみる。視線を向けてみる。耳を傾ける。触れてみる。味わってみる。 いつもの旅よりも少しだけゆっくりと。 目を凝らすと見逃していた光景に出会えるかもしれません。 7:30~ 吉原海岸 ホテルから徒歩8分。手つかずの自然を横目に、吉原海岸まで散歩。 徐々に大きくなる鳥の声は、朝の訪れを知らせてくれます。 碁盤目の道に悩まされ、小さなこわさにキュッと胸を締め付けられる原初の感覚。 先に待つ、澄んだ潮の香り。裸足で砂浜に触れると、ザラリとした粒。