メタバース小説#67 私だけのブルーオーシャン
※この小説は2024年6月30日をもって完結致します。
主にメタバース(仮想空間)やWeb3.0(新しい時代)が舞台のお話です。
そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・入浴以外はバーチャル世界で全て完結するようになると言われています。
そんなメタバース世界の情報➕時代がweb2.5〜web3.0に移り変わる最中のk界隈内での自分の体験談➕未来がこうなったらいいなぁ♪
を折り混ぜた、日記風小説となっています。
読み手のあなたは、この物語を読んだり、実際に開催されるメタバースイベントの中に参加するうちに、だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。
初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。
めいさんと会った日から、ずっとこれからの事を考えていた。
色々頭をかけめぐる。
なんのために続けるのか。
私のやるべきこと、私にしか出来ない事ってなんだろう。
とめどなく考えていた。
私に残された時間はさほど無い。
6月30日までに答えを出し動かなくてはならない。
私はいったい何がしたいんだろう。
さっきまで情熱を燃やしていた事が次のページをめくると急にわからなくなったり。
何もかも見失ってまた0に戻る。
私はこの航海で、自分の情熱や想いだけでここまで走ってきた。
でも今、選択を迫られた時に真の答えが見える。
私は結局考えなんかは持って無い。
みんなの努力している、キラキラ輝く結晶を守っていきたいとか
今より優しい世界を作りたいとか、
母体に左右されない仕組みが欲しいとか、本当に思ってはいるけど行動には伴っていないし、順番が違う気がした。
理想を並べただけで、複雑な目標だ。
もっと誰にでもわかるシンプルさが大切なんぢゃないか。そう思った。
自分の本心とは別に、こうしなくてはならない。
となった瞬間に情熱は消え、終わりへのスタートを切る。
仕事とは、自分の時間を人の為に使う。
その代償にお金という報酬をもらう事である。
とめどなく私の中に湧き上がる楽しい・うれしいはその方向性は明らかに違う。
私はただ現実逃避をしているだけなのかもしれない。
時々そんな事が頭をよぎりこわくなった。
人のため、誰かの役に。
と思いながらも今の実力の私に出来る事なんか何も無かったりする。
それが自然な事なのかもしれない。
自分のしたい形を叶えながら長く何かを継続してやりたいのなら、はなから報酬や目的などとは結び付けない方がいいのかもしれない。
私の行動の行く末なんかどうでもいい。
私はきっとこの過程を楽しんでいるのだ。
何かを学び出来た時の喜び、知らなかった事を知った時の感動。
「私の心が豊かになる時間を増やしているだけ。」
これが長く考えた末の私の活動の答え(核)である。
これが理解できたらあとは、どうしていくかだ。
自分は、作りたい世界がある。
これからもクリエイターとして何かを表現したり、作っていきたい。
この想いは変わらない。
大好きな自然や環境に影響を出さない形としてデジタルデータのみでの活動の軸もぶれたくない。
今まで作って来たメタバースの世界での全てはどうする。
航海はまだ続けたいのだろうか?
自分に問いただしてみる。
幼い頃から海が好きで、海に関わる仕事をしていた時のあの不思議な気持ちが忘れられない。
仮想空間だろうが、現実だろうが海とは関わっていきたい。
私のブルーオーシャン
誰にも奪えない私だけのブルーオーシャンを見つけたい。
メタバースなら叶う気がした
現実では難しい事も、可能になるから。
私は航海を続けたい。
私にしか出来ない、私だけのブルーオーシャンを探し求めてみせる。
そうだ。
よく遊びに行く他のメタバースプラットフォームを中心に活動してみようかな。
ふと思いついた。
久しぶりにボクセルワールドへ遊びに行ってみると、仕様がすごく変わっていて便利になっている。
私に出来る事がありそうだ。
私はまた、過程を楽しむために歩き始めた。
私の航海が終わるまでまだ少し時間がある。
メタバースギャラリーにみんなを招待し、思い出作りもしてみた。
綺麗なアジサイを見に行ったり、夜の光り輝く遊園地にも遊びに行った。
イベントの途中にバグなのかわからないが、馬に乗った何かが一瞬通り過ぎた。
あれはいったいなんだったんだろう。
やっぱりみんなといる時間が楽しい。
誰かが楽しんでくれている空間に一緒にいたい。
この時間はずっとは続かないけれど、この時間がかけがえない。
これが私の答えだ。
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私に出来ることは凄く少ない。
でも、生まれもったこのギフトを活かす場所や、環境がここにはある。
だから私はメタバースで活動をし続けていく。
あなたに逢う日まで。。。
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(航海日記辞典)小説の中の専門用語や言葉を解説しています。
※1 メタバース・・・インターネット上に仮想的につくられた、いわば現実を超えたもう1つの世界のこと。メタバースは時空をねじまげて、現実では困難な時間や場所の問題について解決してくれる。利用者は自分の代わりとなるアバターを操作し、他者と交流する。仮想空間でありながら、メタバース上で購入した商品が後日自宅に届くなど、現実世界と連動したサービスも試験的に始まっている。
※2 ボクセルワールド・・・TheSandbox{ザ・サンドボックス}という暗号資産✖ボクセル✖メタバースの世界である。
可愛い世界に一度は足を運んでみてね♡
参考資料・・・私の作ったぼくのボクセルにのせて)
※3 ブルーオーシャン・・・競争相手のいない未開拓の市場の事を言い、逆に競争相手がたくさんいる市場をレッドオーシャンと言う。
ビジネス用語である。
◼️MEGURUの航海日記
6/3(月)のメタバースイベントのアーカイブ完成しましたYO♡
#15話~出てくる、サンゴと蛍を守る運動を続けています♪
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