メタバース小説 （最終話）道は切り開くもの
※この小説は今回のお話で完結致します。
主にメタバース（仮想空間）やWeb３.0（新しい時代）が舞台のお話です。
そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・入浴以外はバーチャル世界で全て完結するようになると言われています。
そんなメタバース世界の情報➕時代がweb2.5〜web3.0に移り変わる最中のk界隈内での自分の体験談➕未来がこうなったらいいなぁ♪
を折り混ぜた、日記風小説となっています。
読み手のあなたは、この物語を読んだり、実際に開催されるメタバースイベントの中に参加するうちに、だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。
初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。
あなたにも、私にも明日は必ず来る。
でも、来ない人もいる。
自分から無くす人もいる。
どう頑張っても、明日を迎えに行く事が難しい人もいる。
息を吐くように、眠るように明日への扉が閉まる人もいる。
人は生きているから辛いし、苦しいし、痛い。
あなたは確かに生きている、今を。。。
NFT ART TOKYO ４
金曜日は東京で素敵な出会いがその場所で待っている。
人と関わる事が大好きな私が、ここへ行けば、生きる活力を貰えるのは確実だ。
でも今、私は喉がすこぶる痛い。
これは行けなくなるかもしれない。
と予感し、宿泊する場所は取らないでいた。
さて、いつも通り生きよう。
私はみんなに会いたい気持ちを抑えこみ、無い事にした。
次の日、のどの痛みが悪化すると思って音声配信を３時間ぐらいした。
明日みんな、ぜひイベントへ行ってみてね。と
次の日、思っていたようにはならず、喉は回復し風邪症状は無くなった。」奇跡的な回復だった。
よし、NAT4へ行けるぞ。
金曜日、OASISのサイドイベントでは人とコミュニティを繋ぐ。
私は自分のクリエイター活動で作りたい世界観を創る活動とは別に、
次の世代に繋ぐための未来の優しい仕組みを作るためOASISという大きなコミュニティで自分に出来る事をし活動している。
未来を見渡しても、優しい世界の面積が少なく、狭く、暗い。
考えたくないけど、いつ戦争が起きるかもわからない。
起きたらどうなるの？
母体に左右される世の中のままだったら、きっと同じ事を繰り返す。
今から少しずつでも助け合えるような仕組みを。
web3の仕組みをみんなが理解し、大切に慎重に動かして根付かせていかなくてはいけない。
まずは種を植え始める。
私１人には、何も変えれない。
そんな事一番私がわかっている。
だから動いて、種を植える。
いつか波紋のように遠く遠くまで広がって必要とする人の足元まで届くように。
NFT ART TOKYO４の当日、
どしゃぶりの雨の中渋谷の駅から歩いて会場まで向かった。
渋谷の街は何かしらの物と人でひしめき合っていた。
傘が７００円もする事に衝撃を覚え、同時にここには私の欲しいものは何一つ無いと感じた。
ただ、この場所の雰囲気や生き様がかっこよく映る。
ＯＡＳＩＳのサイドイベントの会場に着き、運営さん達に久しぶりに会った。
あっという間にみんなとの時間が
指の隙間からスルスル抜け落ちていくように過ぎていった。
一本の映画が終わるような。
イベント終了３０分前に、ＮＴＰ（ＮＥＯ ＴＯＫＹＯ ＰＵＮＫＳ）
のイベントにも足を運んだ。
会場に入るなり、１秒で全てが伝わってくる。
かっこいいアート作品が展示されているのはもちろんだけど、そこにいる人達の生き様と、人と成りが融合され、１つのアート空間になっている。
web3がどうの
ブロックチェーンの仕組みがどうの
暗号資産がどうの
ビットコインが上がるだの下がるだの
ガス代がどうのとかの次元じゃない。
自然と人の深い場所にある心にノックする会場の空間と、心の奥をグッと鷲掴みして離さないNIKOさんの作品。
あなたの頭の中と指先の仕組みを知りたくなりました。
その指先でどれだけの人の心を魅了し離さなくするのか。
日本を代表するクリエイターに必ずなる未来が見えます。
周りにいるみんなは、すごい景色をこれから見て行くことになるんだろうなぁ。
日本にはたくさんのキラキラ輝く才能を持ったクリエイターさんがいます。
そのクリエイターさんや作品と繋がる事ができる入口がNFTやコミュニティにはあります。
その入口が何かよくわからず困っていたら、とりあえずOASISに来てください。
私達はあなたが心の底から好きなもの、楽しい事に出会えるサポートをします。
私達のコミュニティには柵や中が見えない鉄の扉はありません。
出入り自由です。
困ったら足を運んでください。
そしてもしその中で誰か困っていて、もしその困っている事が自分の得意な事だったら、少しでいいです。
手を差し伸べてあげてください。
それだけで、優しい循環が生れ、また自分が必要とされる居場所が出来ます。
私はお金が大きく動くような循環の場所には興味が湧きません。
私はこんな世界が作りたいんです。
優しい言葉、優しい想い、優しい感情は心を育て、救います。
誰1人、苦しく長いトンネルで彷徨わなくていいようになる世界を創りたくて、私はＯＡＳＩＳで大切な仲間と活動していきます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
１年という期間を使い、
メタバース小説という、自分の初めての挑戦が今回のお話で幕を閉じます。
長らく私の作品に付き合って支えて頂いた皆様ありがとうございました。
自分の想いを文字にして伝える作業が楽しく、一度も苦に思う事なく最終回が迎えられた事をうれしく思います。
この物語が終わっても、私の活動はこの命が尽きるまで続きます。
今後もメタバースでも活動するし、
ルナテックコネクション（人と人を繋ぐ技術）を引き続き研究します。
激動する技術や時代。
あなたの見ている世界に一筋の光を。
思っているより世の中は悪くないです。
未来は必ず良い方向へ行きます。
ただ誰かの作った道はいつまでも続きません。
行き止まりになったら、少し勇気を出して、１人じゃ無理なら仲間と切り開いてみてください。
そしたらまた続いていきます。
ずっと、ずっと・・・。
ＭＥＧＵＲＵの航海日記を通して得られた事を私は一生大切にします。
「あなたの心にぽっと灯りを灯し続ける」そんな活動を今後もしていきます。
どうか引き続き見守って頂けたら幸いです。
私と出会ってくれた多くの事に感謝しながら全力前進マッスルパーンチ！！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ー END ー
（航海日記辞典）小説の中の専門用語や言葉を解説しています。
※１ メタバース・・・インターネット上に仮想的につくられた、いわば現実を超えたもう1つの世界のこと。メタバースは時空をねじまげて、現実では困難な時間や場所の問題について解決してくれる。利用者は自分の代わりとなるアバターを操作し、他者と交流する。仮想空間でありながら、メタバース上で購入した商品が後日自宅に届くなど、現実世界と連動したサービスも試験的に始まっている。
※2 OASISプロジェクト・・・
※３ NTP・・・
※４ NFT ART TOKYO・・・
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