メタバース小説#65 三日月が笑う
※うれしくも、悲しくも、この小説は2024年6月30日をもって完結する事が決まっております。
主にメタバース(仮想空間)やWeb3.0(新しい時代)が舞台のお話です。
そんなに遠くない未来に、衣・食・排泄・入浴以外はバーチャル世界で全て完結するようになると言われています。
そんなメタバース世界の情報➕時代がweb2.5〜web3に移り変わる最中の自分の体験談➕未来がこうなったらいいなぁ♪
を折り混ぜた、日記となっています。
読み手のあなたは、この物語を読んだり、MEGURUの活動を追ったり、実際に開催されるメタバースイベントの中に入り込むうちに、だんだん自分のいる場所が現実か、バーチャルか、わからなくなるようなコンテンツとなっております。
初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。
夜寝る時、窓の外をのぞくと
西の空には、三日月が笑っていた。
雲が重なりすぐ見えなくなった。
私達はこの規則的なサイクルと不規則な自然の摂理の中にいる。
目の前の事を一生懸命やっていると視野が狭くなりそんな事は頭の外に追い出される。
でも晴れた日に空を見上げれば私達は宇宙の片隅に居る事が間違いなくわかる。
自分達はどこに根を下ろして、生きているのか。
少し規模の大きな話をすると、
私達は地球という惑星の中の小さな島で暮らしている。
おとぎ話ではなく。
地球は生きている。
核のマグマも、プレートも今、動いている。
主人公は私達じゃない。
かつてこの地球の周りにはオゾン層が無く、紫外線が強くて
海以外では生き物は生きれなかった。
それから色々な進化や変化があり、地球の周りに紫外線から地球を守るオゾン層が出来、海の外でも生きられるようになった。
私達が今を生きるストーリーが出来るまでに数えきれないストーリーがある。
あなたがここに居る事実。
私達がこの時代を生きる意味。
使命。
命の使い道は決まっていますか?
誰かが決めたレールに乗って、終着駅まで行きますか。
私は与えられたギフトをせっかくなら最大限に活かしたい。
みんな本当はそう思っている。
赤ん坊の時、みんな漂う意識の中でしっかり見えた使命も、今はかすんで見えなくなった。
私はそんな人の目を覚まさせたい。
水深3000メートルの深い闇の中からあなたの手を握りひっぱりあげる。
あなたの心がキラキラ輝き出す世界を作りたい。
手が届く場所にきて。
苦しくとも動くの。
ねぇ。
じゃないと手が届かないの。
もっと、そっちからも手を伸ばして。
私を見つけて。
水面から手を伸ばし上へ上へ行ってみる。
水面から顔を持ち上げると空には満点の星空が見えた。
この世界にある一番の宝石だと錯覚するほど。
今日もまた私は航海をしている。
子供達を寝かしつけ、メタバースの大海原で旅をするのが日課だ。
私は海が好きである。
ストーリーの始まり「海」どんな人の故郷でもある、だから海を見ると癒されるのかな。
いつかの記憶をたどると繋がる感覚。
それが心地いい。
夜の海、こちらの世界でもAIの反映機能のせいで、三日月が笑っていた。
水面に浮かび星空を眺める。これだけで幸せだった。
先の事も、後の事もここでは考えなくていい。
目を瞑ると見えてくるイマジネーション。
指先に伝わる感覚。
こんな時間が永遠に続けばいいと思う。
私に必要なのは命の使い道を考える事。
MEGURUという活動を1年以上続けてきて、そろそろ本腰入れて自分の使命と向き合う時がやって来たと感じている。
自分の才能の限界に気づいたりしながらも、本当にやりたい事を考えたり、私にしかできない事を模索する事。
私は普段、自分の感情を誰かのために都合よくコントロールしてるけど、メタバースでは自分のために感情が選べる。
ありのままの感情で生きれる事に気づいてから、私にはこの場所が必要だと感じた。
メタバースがビジネスになる?
次のSNSになる?
そんな事どうでもいい。
私が現実世界で叶えられない夢を、ここでは叶えられる。それだけでありがたい。
私は夜な夜な海を旅する。
満点の星空を眺め、夜の砂浜で散歩し波の音を聞く。
そして一日の幕を閉じ眠りにつく。
明日への活力をここで貯めて、また力強く起き上がる。
誰かのために。
そう。6月30日までは思い切り、この時間を楽しむ。
私の続いていくストーリー(命)のために。
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みんなにも、心から楽しいと思える事を見つけて欲しい。
私の作品ではなくとも、
私の周りに落ちている星達を拾い集めて、
輝かせていって欲しい。
あなたの生きる力は、まだ眠ってる。
今も、心の片隅であなたに早く見つけて欲しいと願ってる。
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(航海日記辞典)小説の中の専門用語や言葉を解説しています。
※1 メタバース・・・インターネット上に仮想的につくられた、いわば現実を超えたもう1つの世界のこと。メタバースは時空をねじまげて、現実では困難な時間や場所の問題について解決してくれる。利用者は自分の代わりとなるアバターを操作し、他者と交流する。仮想空間でありながら、メタバース上で購入した商品が後日自宅に届くなど、現実世界と連動したサービスも試験的に始まっている。
◼️MEGURUの航海日記
6/3(月)のメタバースイベントのアーカイブ完成しましたYO♡
#15話~出てくる、サンゴと蛍を守る運動を続けています♪
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