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長崎は今日も涙の雨だった。

🎵こよなく晴れた 青空を
     悲しと思う せつなさよ
     うねりの波の 人の世に
     はかなく生きる 野の花よ
 
今年も長崎の原爆記念日がめぐってきました。
79回目ということは、戦後79年、経ったということです。
 
その記念式典に、G7、EUの駐日大使が欠席したそうです。
理由は、イスラエルを招待しなかったから。
 
駐日アメリカ大使
「イスラエルを招待しないということは、
 式典を政治問題化するものだ。」
 
バカヤロウ、
政治問題化しようとしているのはお前たちだろうに。
招待する・しないは、主催者たる長崎市が決めること、
招かれる方が口出しするとはもってのほか、
僭越にもほどがあります。
失礼です。
 
駐日アメリカ大使
「イスラエルを招待しないということは、
 イスラエルをロシアやベラルーシと同列に扱っているということだ。」
 
そういうことです。
イスラエルがパレスチナにしているのは、
ロシアやベラルーシがウクライナにしていることと同列です。
気がつかないのでしょうか。
 
「ハマスが隠れ蓑にしている」
という名目で病院を破壊し、女子供を殺し、無差別攻撃、皆殺し、
かつてユダヤ人たちに対してナチスがやったことを、
こんどはユダヤ人が、パレスチナに対して行っています。
ナチスとおなじ所業です。
ジェノサイド。
 
そしてネタニヤフ、
己の延命のために無差別の殺戮を繰り返すというのですからふざけた話です。
長崎市長に文句を言う前にG7、EUの大使ども、
ネタニヤフを諭すべきでしょう。
 
それでなくともイスラエル、
昔からパレスチナの領土を侵食、圧倒的武力でパレスチナ人を排除、
イスラエル人を入植させ、「領土」の拡大を図ってきました。
やっていること、ロシアと同列です。
 
それにも増してアメリカ、
長崎に原爆を落とした張本人ではありませんか。
かつて広島や長崎に原爆投下を謝罪したことが一度でもあるでしょうか、
賠償をしたことがあるでしょうか、
それのみならず、原爆の投下を「正当化」してきました。
 
それでいて招待者に文句をつける?
盗人猛々しいとはこのことでしょう。
 
更にさらに
誰も指摘しないのでわたしは何回も言いますが、
オバマは原爆慰霊祭の会場に原爆発射ボタンを持ち込んだ男です。
こんなにも失礼なことがあるでしょうか、
被災者、式典を愚弄するにもホドがあります。
 
つまりヤツら、
原爆の式典に参加しても、
原爆を失くそうとか、慰霊しようとか、反省しようとか、
そんな気さらさらなく、
あくまでも「政治的」ポーズとして並んでいるに過ぎないのです。
 
だから招待者のリストに平気でイチャモンもつけられるのです。
長崎市よ、
もうそんなヤツらを招待してやる必要なし。
ヘタに国際的、なんて考えず、
本当に痛みを解かるドメスティックだけで行うべし。
 
思えば米駐日大使の今回の行動は欺瞞をあばき、
真実を炙りだすいい機会だったかもしれません。
 
戦後79年経ち、
今後ますます歴史はおおきく曲がりくねっていくのだろうと思ったりする
キョウこの頃でござりまする。
 
ハヒフヘ・ヘロヘロ・パピプペポ。
 
(2024.8.9.)

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