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都知事選の余波、2題。

どこかでセミが鳴き始めたようなので周りの人に言ったのですが誰も聞いていないといい、
「年寄りの空耳、認知症の始まりだよ」
なんて言われちゃいました。
山本リンダです。
 
都知事選が終わり、なに事もなかったように日常に戻りました。
だけど選挙の余波はあるようで、
落ちた二人が、当の当選者より話題になっているようです。
 
余波なさけ①
都知事選で2位になった広島県の元市長、
新しい「ネット選挙」の在り方を提示した
なんて、やけに持ち上げられていましたが
 
ここへきて、というのは選挙後2日でバケの皮がはげ、
「石丸構文」=「内容がなく、意味不明な言葉で自身の主張を正当化し完結する という石丸伸二独特の会話の手法」
なんていって、中身がゼロなのがバレてしまったようです。
 
チャライ男です。
広島の辺鄙な田舎町で「評価」されて東京に出てきた男です。
広島での実績で評価されたのでなく、議会での応酬や「ネット」の使い方で評価?されて出てきたのです。
東京で2位になったというのですから、東京の住民もバカが多いのです。
165万人が騙されました。
 
なんでも質問されたら同じ質問をくりかえして問題をはぐらかし、
結局質問に何も答えないのだそうです。
 
最近の流行りです。
安倍晋三あたりが始めまた「ご飯論法」というやつ。
「ウソ」は言っていないけど「本当」のことも言わない手法。
 
Wikipediaで「ご飯論法」を見ると
(森島賢)「安倍晋三内閣のお家芸」「論点を外して質問に答えず、時間かせぎをする答弁」「とうてい真摯な答弁とは言えず、膿を出しきる姿勢とは逆の姿勢」
(池上彰)「質問に真正面から答えず、論点をずらして逃げるという安倍政権特有の論法」
と書いてあります。
 
ちょっと前には小泉進次郎が「小泉進次郎構文」として採り上げられていました。
「私の中で30年後を考えた時に、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います」
「今のままではいけない、だから今のままではいけないと思っている」
滑稽です。
 
この石丸というのも、若いのに中身がカラッポだから、
そうした論法に頼らざるを得ないのでしょう。
当初「ネット」に幻惑されていたもの知らずの「政治評論家」たちも、
そのうち飽き=秋がくるでしょう。
 
余波なさけ②
かつで宮崎県のセールスマンとして名を馳せた「そのまんま東」こと東国原ナントカが何故か「政治評論家」として活動しているらしいのですが、
選挙翌日の8日、TBSの番組「ゴゴスマ」に「政治評論家」として出演、
選挙で大敗した蓮舫の敗因について
「僕は昔から友人なので厳しいことを言うが」
と前置きをしたうえで、
「蓮ちゃん、生理的に嫌いな人が多いと思う。批判する能力はあるが、首長は包含しないといけない部分があり、その能力に欠けている」
と語ったそうです。
 
これに対して「蓮ちゃん」、
「この方は、私の友人ではありません。知ってはいますが」
とバッサリ。
「むかし(日本テレビ系)「スーパージョッキー」で(司会を務めるビート)たけしさんの側にいた方で。(宮崎県)知事になられたとき、あいさつに行ったことはありますが、ご飯も行ったことがなく、もちろん連絡先も知りません」
 
ここでも薄っぺらな「政治評論家」のバケの皮がはがれちゃいました。
要は「友人」のフリをして自分が思っていた「蓮舫像」を語っただけ、
自分が蓮舫を嫌いだと言っただけでした。
 
すぐウソだとバレる話を、なんでテレビで語ったりしたのか。
今までも適当にウソを語っても誰からも「反撃」を受けなかったので、
「今回も大丈夫だろう」、
自分がいかにもあちこちと気脈を通じている「大物」の「政治評論家」だと、そのフリをしたかったのでしょう。
それにしては相手が「小者」で、自分を大きく見せることに失敗しましたが、
「小者」にまで否定されてしまうとは、
東国原ナントカはそれ以上に「小者」になってしまいました。
 
そして今回は、
「批判する能力」の優れた、「包含する」能力のない蓮舫から「反撃」を受けてしまった。
 
東国原よ、
「どぎゃんとかせんといかん」のじゃなかろうか?
 
ハヒフヘホ。
 
(2024.7.10.)

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