詐欺天国・この国の行方。

「体操のお兄さん」が脊椎梗塞になったそうです。
 
毎日、健康にいい体操をしているであろう人がそうした病気になるというのです。
してみると
善人なおもて往生を遂ぐ いわんや悪人をや
ではありませんが
ものぐさで、体操などしないコチトラにとっては「朗報」？です。
 
そして
毎日のように路上やショッピングセンターで殺人事件があり
毎日のようにひき逃げ事件があり
毎日のように小学生の列に自動車が突っ込み
毎日のように詐欺の被害に遭ったという報告があり
毎日のように火災が発生、焼け跡から老人の死体が発見され、
きょうも殺人が複数、報告されているようで
 
なんて痛ましいことでしょう、
目黒川、心シクシク泣いています。
 
この国、どうなっちゃったんでしょう。
 
詐欺が多いのは
需要と供給、
それだけ騙される人が多いから、犯人が続々と参入、
あの手この手の「商品開発」、
日々日進月歩、
その努力に頭がさがります。
 
騙される人が多いということは、
それだけ日本人がバカになっているのでしょう。
 
詐欺師の甘言を容易に信じ、口車に乗る、
懐疑、疑うことを知らない素直なこころ、
詐欺師の思うツボです。
 
これはわたしの分析ですが
いまだに週刊誌やテレビのワイドショーなどでは「占い」ということをやっていて、
それを信じている人が多いようです。
 
また神社に「縁結び」や「合格祈願」などを願って参拝する人が多いようです。
お賽銭を入れ、熱心に祈っている人の姿をよく見ます。
 
更に、タレントのファンになり、「追っかけ」になり
CDを買うのは勿論コンサートもすべて聞きに行き、各種タレントグッズを購入、
寝ても覚めてもタレント命、
入れ揚げている人たちが結構多いようです。
 
そして
占いとか宗教とかタレントとか、
こうした「架空」「虚構」を信じ、そうしたものに自分の夢を仮託、己の心象を同期、同調させる者が詐欺に掛かり易い体質なのだと思っています。
脳の回路が、根拠のない「虚構」を信じやすく、
むしろ自分から積極的に信じようと己を騙す精神構造になっているように見えます。
 
以前にも書いたことがありますが
自分から積極的に信じて詐欺に引っかかるのですからそこに同情、憐憫の情を催す余地はなく自業自得、
 
痛い目に合わないと目が覚めないと思いきや、
痛い目に何回合っても再び三度詐欺に遭うみたいですから
放っておくほかないでしょう。
 
広沢虎造も謡っています。
♪バカは死ななきゃ　治らない～～～
 
ハヒフヘホ。
 
(2024.6.14.)