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自民党総裁選の行方。

先週、宮崎で起きた南海トラフに付随して発せられた「巨大地震注意」が
1週間、何もなかったのできょう、解除になりました。
何を言いたかったのでしょう。
 
地震が起きた時、何も「警告」がなかったと追及されると困るので
「一応、注意を喚起しておきましたよ。」
アリバイの「注意」だったのでしょう。
いかにも役人的な発想、そのうち「オオカミ少年」化するのでしょう。
 
岸田文雄が突然、次回総裁選に立候補しないと言い出しました。
「政治とカネ」の責任をとってではなく、
総裁選に出ても勝てないと判ったからだといいます。
彼は在任中 判断が遅くて人気を下げましたが、
到頭最後まで、判断が遅かったようです。
 
岸田の不出馬によって、後任の候補者がいろいろ取沙汰されています。
石破、茂木、河野、小泉、高市、上川、加藤、小林、林、・・・・・
何れも帯に短くタスキに短い顔ぶれ、
こんなにも人材がいないのか、
いままでアメリカの大統領選の貧弱候補者を嗤っていましたが
マルシアばりに振りむけばニホン、顔ぶれが淋しい
哀しくなります。
 
まして石破、台湾で、
「推薦人が20人集まれば立候補したい」なんて言っていました。
この期に及んでこんなことを言っている男に立候補する資格、ありません。
 
総裁選、どうせまた派閥同士の合従連衡、
足し算・引き算の数合戦、
別けても注目されるのが安倍派の動向、
 
因みに安倍の命日、今年の7月8日、
安倍の残党がどう動いたか、当時の新聞をひっくりかえして見てみたら
世耕弘成ら30人は奈良市の銃撃事件現場、
高鳥修一ら「保守団結の会」の面々は奈良市の霊園で安倍の慰霊碑に献花
福田達夫(福田赳男の孫、福田康夫の息子)ら20人が山口県長門市の墓参り、
 
あれだけ四奉行とか五人衆と騒がれた下村、西村、萩生田、松野といった連中は動静が伝わらず四分五裂、草刈り場化、
一番まともなのが墓参りをした福田達夫、
この辺が安倍派残党のまとめ役になるのでしょうか。
 
何れにしろ自民党総裁、
期待できそうもない、お粗末な選挙になるのでしょう。
 
個人的には経産大臣の斉藤健あたりが顔も苦味ばしっているし、
経済の現況、日本がやるべきことを承知していそうなので適任、
と思ったりするのですが。
 
翻って野党、就中 立憲民主党、
こちらも敗けず劣らず顔ぶれが貧弱です。
泉、枝野、野田、
この3人なんだそうです。
 
情けないですし、可哀相。
政党の体をなしてない、
早晩、消滅する顔をしています。
健全な、強力な野党の出現を期待したい処です。
 
といって、
選挙に行きもしないわたしが何を言っても説得力がない?
 
なんてえことを
死んだ兵隊たちは、こんな国になることを想像していたんだろうか。
先ず殲滅すべきは靖国に集まる国会議員たちだと思っているのではないか。
と思ったりするキョウ、敗戦記念日でした。
 
タチツテト。
 
(2024.8.15.)

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