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ほとけの霍乱。

不覚にも、風邪をひてしまいました。
 
2-3日前でしたか、ゲリラ雷雨で美女濡れならぬビショ濡れ、
夜、雨上がりに冷たい風が吹き
クーラーよりも自然の風が好きなので久しぶりに窓を開け放ち素っ裸で眠り
 
夜が明けたら悪寒、喉が痛く身体の節々が痛み鼻水、痰、
目も痛くなり、すっかり活字を拒否。
年とともに体力の衰えは感じていましたが
それに輪をかけ最近のダイエット、15キロのマイナスで更に衰え、抵抗力がなくなりました。
 
何を食べても旨くなく、その前に食欲もなく
受けつけるのは「ガリガリくん」の梨味と「ガツンとみかん」。
赤城乳業にはお世話になりました。
 
なあんてズキズキやっている処に
東京電力が福島原発のジブリ デブリ取り出し作業,
繋げるパイプの順番を間違えるという初歩的かつ人為的ミスで作業が中断、
 
つまりあれだけ危険といわれている作業であるにも拘わらず、それまでリハーサル、
というか、下準備もしないで作業を進めてきたみたいで、
このデブリ取り出し作業以外にも東電、
 
原発への出入りで資格なしの人間を出入りさせてきたとか
トリチウム汚染水の、本来は閉じられているはずの16ヶ所の弁のうち10か所の弁があいていたとか
完成した「安全対策工事」のうち76ヶ所の防火工事が未完だったことが発覚したりとか
およそ慎重、安全に作業すべき原発の工事、運営をするに相応しくない緩慢、悠長、デタラメな運営、
 
あれだけの大きな事故を起こしておきながら、なんら反省もなく、
そして更に今回の事故、普通の感覚ではありません。
 
事故を起こして東電の小早川社長
「現場の線量が高く東京電力の関与が不十分だった可能性がある」
なんて言ったそうです。
 
「現場の線量が高く」というのは現場の放射線量が高くて危険性が高いということでしょうか。
「東京電力の関与が不十分だった可能性がある」
東京電力の関与が低いというのは、「下請けに任せていた」ということ?
放射線量が高くて危険だから下請けに任せていたので事故が起きてしまった。
 
よくそんなことを恥ずかしげもなく、正々堂々と言えるもの、
それだけ感覚が鈍っているのです。
 
東電に、原発の工事を任せていて大丈夫なのでしょうか。
いや東電だけでなく、ほかの電力会社も似たりよったり、
危なっかしいかぎりです。
 
夏の夜の怪談としては面白いかもしれませんが笑い話ではすみません。
 
いえこれは電力会社以外にも言えることですが近頃の日本の会社、
人間の注意力とか推察力、集中力、警戒心、完遂能力、
要は「人間力」というようなものが衰えているようです。
 
なんて書いてきて、また目が痛くなりました。
申し訳ないけどキョウはここまで。
おやすみなさいませ。
 
諸姉兄も、お大事に。
 
(2024.8.24.)

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