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トランプ暗殺犯の思考。

トランプ暗殺未遂がトランプに追い風になり、
勢いが増々増しているそうです。
 
テロリストの手元が狂い耳をかすめて軽傷になったとき、
すかさず立ち上がり、右手こぶしを突き上げて「Fight!」「Fight!」と連呼したときは
あゝ、自分のするべきことがちゃんと解っていて、「たいした役者やのう」、
と薬痴寺ばりに思ったものですが
 
事態は彼の計算通り、「強いトランプ」の印象づけに成功、
イーロン・マスクなども巨額の資金提供をする「信者」になり、
更に申せば はしたない わが国株式市場でも、
トランプ銘柄と謂われる株価の高騰をみたりしているようです。。
 
あまりにも「暗殺未遂」が彼の選挙運動にプラスに働いたので「やらせじゃないか」
という声も多く、
民主党もトランプ批判に躊躇、遠慮する方針を出したそうで、
増々トランプ、怒涛の進撃です。
 
その一方、射殺された犯人の素性も少しづつ明きらかになってきました。
高校時代、多少は成績良かった、とか
狩猟用の服(迷彩服?)を着ていたのでイジメられていた、とか
高校の射撃部に入ろうとしたけど、腕が悪かったので入れなかった、とか
(ある程度射撃の腕がよくないと入部できなかったらしい)
いつも独りで孤独だった、とか。
 
そして射殺された時に着ていたTシャツ「デモリション・ランチ」が
銃や爆発物を扱うことで人気のYouTubeチャンネルの名前であり、
その番組でも事件に使われた半自動式ライフル銃「AR-15」が、女性でも手軽に扱える銃であることが紹介されていた
 
なんていうことが伝えられると、
高校時代から「銃」にひたむきに関心を持ち、
友達もいない「孤独」のなかで、かれが唯一頼りにしてきたのが、「銃」であった、
彼の「生存」、更に謂えば「実存」をかけてきたのが「銃」だったのではないか、と思われます。
 
「銃」こそが、かれが自己実現できる手段だった、
ヒョットしたら「標的」はトランプでなくてもよかったかもしれないけど、
自分をより大きくするためには、
「トランプ」というのは「手ごろな道連れ=標的」、
 
それは成功してもしなくてもよく、
よしんば失敗して「射殺」されても、それはそれで「実存」の完成、
彼なりに納得の結果なのでしょう。
 
いずれにしろ、この暗殺未遂で大統領選挙は大きく右に舵が切られ、
2回目の暗殺がなければトランプで決まりそうです。
 
それが実現した暁に世界はどうなるのか、
予想を超えた世界に突入しそうです。
 
楽しみなり。
 
ハヒフヘホ。
 
(2024.7.16.)

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