羹に 肩が凝りて サロンパス。
連日の猛暑の中、
また同級生の訃報が舞い込みました。
こうやってポロポロ、秋に桐の葉が一枚一枚散っていくように、
秋でもないのに散っていきます。
次は誰の番でしょう。
よく「順番だ」なんて謂いますが
「順番」なんて関係なくアトランダム、トワ・エ・モアのように「或る日突然」、不意に。
ロシアン・ルーレットみたいなもんです。
なあんて思うキョウこの頃、
先週から今週にかけて、株価の変動が激しいです。
事の発端は先月末、
アメリカの景気がよくなれば日本の景気も良くなるだろう。
他力本願の日本経済がアメリカとの金利差で円安が進行、株価がチョロチョロ上がったりした処へ7月31日、
日銀の総裁が「金利0~0.1% →0.25%」への引き上げを発表、
併せて「「現在の実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえると、・・(略)・・・引き続き、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」
なんて、再度の引き上げを語ったら円高になり、
そうしたら時同じくしてアメリカの景気指標のマイナスが発表になり株価も1000ドル+下落、
他力本願の日本経済、それに円高が加われば「こりゃマズイ」、
.-4,451.63円、ブラックマンデーを上回る史上最悪の大暴落、
今週になっても売ったらいいのか買ったらいいのか、日本経済動揺 同様、他力本願の株主たち、確たる見通しの信念を持たないで市場の動きに狼狽して付和雷同、
ジェットコースター「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」のように上がったり下がったりひっくり返ったり、
キョウも下落しつつある処へ日銀の副総裁が
「金融資本市場が不安定な状況で利上げすることはない」
と語ったら、途端に為替は安心したように円安に転じ、株価も上昇に転じました。
そんなに金利の0.1%、0.2%が恐いのか、
この国のエコノミストと称する人間も、タカがしれてます。
言っちゃあ悪いけどバブル華やかなりし頃、
こちとら7%、8%の金利でも臆することなく借金して事業、
悪名高き住専ごときは11~12%の金利で金を貸していたものです。
それがある意味 経済のダイナミズム、
活力、勢いというものなのでしょう。
それを、驚くべきことに0.1%、0.2%、
たかが1%未満の金利の上げ下げにビクビク怯えて委縮するとは
それがそのまま日本経済のひ弱さ、脆弱性を表しています。
いつからこんな国になってしまったのでしょう。
羹(あつもの)に凝りて鯰(ナマズ)のかば焼き?
訳の解らない国になりました。
タチツテ・トホホホ。
(2024.8.7.)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?