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ドングリが背比べする秋。

まるで暑かった夏へのレクイエム、別れを告げるようにここ連日、
ゴロゴロ・ビッシャ~ン!
雷+驟雨です。
 
雨が上がったあとには、
何処からともなく虫の鳴き声、コオロギ、鈴虫、
あいつら夏の間、どこに隠れていたのでしょう。
そして季節を感じて這い出してくる不思議。
カレンダーを読む力もないだろうに、感心、
 
これまで季節は前倒しでやってきたのですから
どうか秋も、前倒しでお願いしたいものです。
 
そんな秋の気配漂うキョウこのごろ、
自民党の総裁選、
予想された顔ぶれがなんとか20人の推薦人を集め、立候補宣言。
なかにはいまだに集められないでうろうろしている輩もいるようで、
そういうレベルではハナから立候補する資格がないと知るべしでしょう。
 
総裁選、
世間的には「自民党の解党的出直し」なんて謂っていますが
それを標榜する候補者ひとりもおらず、
清新なイメージの候補者もおらず
 
「THE MATCH」
きのう平井卓也が古巣「電通」に発注して制作、発表した総裁選ポスター、
古臭く旧態依然、斬新さゼロ、
今回の総裁選にまことにマッチ、
さすがAIを活用しただけのことはあります。
AI、うそつかない。
 
若さを売りにイの一番に立候補を表明したコバホークこと小林鷹之、
若いのに若さがなく、周囲に配慮が行き届いた慎重な発言。
そもそも先回の総裁選で高市早苗の推薦人になったことでも判るように、根っからの右翼。
ちゃんと日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会にも名を連ねています。
 
無名からいきなり飛び出し、論理をこねくり回して何も実のあることを言わないのは
都知事選のときの石丸伸二に似ています。
 
次の次を狙う旧安倍派・福田達夫に、
福田の肩が出来上がるまでの「中継ぎ」として担がれ、
その戦略に乗っかって立候補、
次は梯子を外されるのでしょうか、見ものです
 
一番若い小泉進次郎、
これまでも何も実績がなく、父親同様思い付きワン・フレーズ政治、
頭を使わない割に顔面に力を入れすぎ。
若者らしい何か独創的、新鮮なことを語るかとおもいきや、
「憲法改正を掲げて戦いたい」
 
要は自民党のなかの保守層に顔を向け、
ボクに任しても河野太郎みたいな危なっかしいことは言いませんよ、
安心してボクに投票してね。
というメッセージ。
 
おもしろいのは
政治的野心なんかなさそうだった上川陽子までが推薦人を集めているとか。
外務大臣なんかやると、勘違いしてしまうのかもしれません。
セッセと死刑のハンコを押してきたのもこのためだったのでしょう。
 
更におもしろくて、おもしろさを通り越して可哀相なのは
「次の総裁」人気投票で 0コンマ1or2の茂木とか林なんていうのも一人前に立候補の準備をしているとか。
 
こういう連中も勘違いなのでしょうか。
先の都知事選で蓮舫が立候補、
自分ではもっと得票できる積りだったかもしれませんが惨めな結果、
かける言葉もありません。
 
なあんて思っていたら
ナヌナヌ?
産経新聞の世論調査で「自民党総裁選で誰が選ばれてほしいか」で
高市早苗が35・9%でトップ!?
 
あの新聞は一昨年も世論調査の数字を改ざんしていました。
懲りないんでしょうか、
新聞が信用を失うと思うんですけど。
 
総裁選は9月28日、
決まる頃には街に秋風が吹き
焼いもが美味しいでしょう。
 
ハラホロヒレハレ。
 
(2024.8.22.)

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