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体が整うといろんなものを整えたくなってくる

なぜnoteを書こうと思ったのかを考えた

自力整体は体を整えるだけではなく、整えることによって、本来の自分自身を呼び覚ますという作業を行っている。
これはやってみるとわかる。
たとえば体のあちこちに不調があり、いつも不機嫌な人。自力整体を始めると、体にあった過度な緊張がゆるみ、ゆがみが減っていく。同時に心も穏やかになっていく。動作はゆったり、機嫌もよくなり、周りの人にやさしくなれる。嘘みたいな話だけど、整えるというのはそれだけの変化を起こす。

私もそうだった(今現在、周りの人にやさしいかは別として)。
仕事に追われていた30代40代は、忙しいを言い訳に、生活は雑。家族や周りの人に対する接し方も落ち着きがなく、しょっちゅうイライラしていた。
とにかく疲れていたな。

体がゆるんで整うと同時に心が安定してくる。すると時間がゆっくり流れ始める。スローペースが心地よくなる。表情も穏やかになる。
そういえば私は、元来とってものろい、おとなしい子どもだった。

自分の内面に目を向けて、内面が静かになっていくことで、ずっと外に向いて世間に合わせていた意識が自分だけに向いていく。外向けに発していた言葉も、自分の内から発する言葉に変わっていくのかな。そんなことを考えるようになった。

体と心を整えて自然体で語りたい

自分の言葉で語るというのが今まで難しくて、どうしてもどこかで借りてきた言葉や、当たりさわりのない言葉を体裁よく並べてしまっていたけれど、それって本当に自分が語りたいことなんだろうか。
体と心を整えて文章も自然体になれたらいいなと思う。
きれいな言葉、美しい言葉を発したいのではなく、自分の自然な本来の状態から出てくる文章を見てみたい。

整体になるのも、1回で整うわけじゃない。
何年もかけて作り上げた緊張感やこわばりを、ゆっくりじっくり時間をかけてほどいていく作業だ。
自力整体を繰り返していくうちに、関節の周りでコチコチに固まっていた筋肉がほぐれて、ゆるんで、可動域が徐々に広がっていく。
本来の自然な位置に戻っていくと、とっても気分がいい。

あたたかく、やわらかくほぐれた体から、自然体の言葉が出てくるといいなあと思っている。

さて、何が出るのでしょうか。

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