見出し画像

器用貧乏の、小さな自信のために

Twitterで友達(あえてフォロワーさんとは呼ばぬ)がやっていたので、何の気なしにやってみた。

性格免許証診断

いくつかの割と細かい質問に答えると生成してくれる、ネット上で定期的にブームが来るタイプのやつ。

この手のものをやるといつも思う。こういうものを作る人ってすごい(小並感)
統計学なんだろうけど、どうして私のマッチョ好きがバレるのか?そんな設問は絶対になかった。

友人らの結果、そして私の結果を見ると、しっかり的を得ているから感心する。
的を得た結果が出た人だけがシェアしてるからなのだろうか。

この結果通り、私はマッチョが好きで、1人の時間を愛し、テレビは基本ニュース番組しか見ない。
ただしコタツは好きだけど我が家にはないし、半身浴は長湯が苦手なのであまりしない。

セミは無理だし、賢いギャルは好きだけど、頭が悪いギャルとホストは嫌い。謝ることはしても心の中では悪いとは思っていない。そして接客は好き好まない。

カラオケは大好きだけど、ひとり、もしくは気心の知れた人としか行きたくない。

自分の性格は、大好きだけど大嫌いでもある。

その他、色々有能そうな特性が並んでいるけど、大体どれも「一応」当てはまっている、とは思う。

繰り返すが、私は自分の性格が大好きで大嫌いなのだ。
そして自分の特性も大好きで、大嫌い。

私は大抵のことはそれなりに出来る人だ。
普通〜割と出来る人レベルで、大抵のことはできる。
自慢かよ、と思われるかもしれないが、そういうもんなのだから仕方ない。

でも残念ながら、どの分野においてもプロフェッショナルにはなれていない。
器用貧乏代表選手だ。
でもこんな言葉があるということは、器用貧乏な人というのはそこら辺にありふれているわけで、ともすると器用貧乏は凡人…そう、凡人なのだ。
私は凡人なのだ。

この自信満々な性格も相まって、自分が凡人であることを認めるのに長く時間がかかった。
自分はいつかどこかで大成するもんだと信じて疑わなかった。
でも気付くと、同級生の結婚ブームど真ん中で普通の人と普通に結婚して、幸いにも子宝にも恵まれて、なんの疑問も不満もなく家事をして育児をして、今日に至っている。
普通に普通すぎて、逆に思ってたんと違う。もうちょっとハプニングとかアクシデントがあってもいい気がする。これからあるかもしれんけど。

ビッグになる!!!!!
なんてさすがにもう思わない。
でもやっぱりちょっと、なにかひとつくらいモノにしたいと、まだ希望は捨てないでいたい。

いま33歳。
青春時代は過ぎた。
サラリーマンは向いていないと、ごくわずかな社会人生活で理解したように、歳を重ねると向き不向き・得意不得意のようなことも現実としてわかるようになった。

器用貧乏な私が致命的に苦手なこと、それは継続すること。
小さなことをコツコツと、がマジで出来ない。
だから今年こそ!それを克服しようと思う。
小さな自信をつけたい。

仕事で3000〜5000字を日常的に書いているが、それはクライアントあってのこと。
自分ひとりで締め切りもないとなると、なかなか難しいのだ。

毎日、何か書く。
なんでもいい。
短くてもいい。
とりあえず続ける。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?