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引き寄せではなく自分が選んでいる

スピリチュアルは嫌いではないけど、個人的には、スピリチュアルというのはただの「勘違い」から始まる出来事なのだと思う。自分の思い込みから、出来事や物事を都合のいい角度から見て盛り上がる。そしてここからが夢を現実にできるかできないかの分かれ道になるのだけれど、「そんなの無理だよ」と思うか。「絶対にうまくいく」と思えるかで出来事はどの方向にいくかが9割決まるのだ。ある意味恋愛と似ているのかも?

恋愛はそれぞれの思い込みからスタートする。そして時々、「あれ?」っとなる「こんなはずじゃ」となる。そしてだんだんと現実に気がついて熱が冷めていく。それでも、折り合いをつけ、その人と一緒に生きる場合もあるが別かれる場合もあるのだ。夢が叶うかどうかもそんな側面を持っている。

ドリームキラーの正体

自分の夢に向かって行動することはとても大事だし、夢を諦めないのも大事。でも現実世界には「ドリームキラー」なる人が存在していて、頼みもしないのに、あなたの夢をぶち壊しにくるのです。たいがいは身近な人だからことは面倒なのです。「あなたのことが心配だから言ってるんだよ」とか言われちゃうと、動けなくなる。この「あなたのため」というのが曲者で、「可愛い子には旅をさせろ」って昔の人が言ってるように、「相手の体験を奪う」ということをやっていることにドリームキラーたちは気が付いていないのです。そして親とか兄弟以外の友人が止めに入る場合もある。

それは、「今のままでいいじゃん」というもの・・・自分の手の届かない世界に行ってほしくないのです。なぜなら、それをされると自分も頑張らないといけない羽目になるからなのです。一緒に手を繋いで今のゆるい状況をキープして欲しいだけなのです。

ポジティブ思考の落とし穴

スピリチュアルは嫌いではないけど、無理して笑顔がひきつってポジティブな言葉を連発している人たちのコミュニティにはなかなか溶け込むことができない。なんでやろ?と、ポジティブ思考のもつデメリットな側面を調べてみたらこんなブログを発見!

https://oluolu.blue/toxic-positivity/

ポジティブ思考のデメリット

1)感情を押し殺し、心を苦しめる
2)不安が大きくなる
3)問題を軽視する
4)現実に直面することを拒否する
5)成長を妨げる

ということなのだそう・・。なんだか思い当たることがある。「祭りの後」のようなあの感覚。イベントを企画して当日まではめちゃ盛り上がるのに、終わった途端に脱力感に苛まれて、何もやる気が起きなくなる。というあの感じです。そうなのです、ポジティブ思考は「お祭り」みたいなもんなのです。日常は嫌なこともあれば、嫌な人もいるし、辛いこともあるし、腹が立つ人だっているのです。それらこそが人生の醍醐味なのです。それらを「なかったこと」にしてしまうのはもったいないのです。ではその感情はどうしたらいいのか?

0秒思考との出会い

A4メモ書きというのがある。中田あっちゃんのYouTube大学でも取り上げられた赤羽雄二さんの著書「0秒思考」で紹介されている「思考を言語化する素晴らしいスキル」なのだ。
わたしがメモ書きのことを知ったのは、神田昌典さんの実学MBAというオーディオサブスクからだった。
「0秒思考」について、著者の赤羽さんと神田さんが対談すると言うもの。

その時は徹底的にロジカルな人なんだなー。と、思っていて、私には関係ないかな?ぐらいに持っていて、一度聞いただけで、本は買ってみたけれど、積読書のままで終わっていた。
「その時買った本は後で見返すと、0秒思考の行動編」だった。マッキンゼー式のロジカルスキルを徹底的に実行に移すためのマニュアル本だったから、直感型の私にはちんぷんかんぷん!ページをパラパラとめくり、積読書コーナーに並べられてしまっていて、それ以上調べようとは思っていなかった。

ところが、中田あっちゃんのYouTubeで、0秒思考の解説を聞いた時に、「面白い!これはやりたい!」と思ったのでした。あっちゃん曰く、人間はほとんどの人が、「がまんさん」「もやもやさん」「どうどうめぐりさん」の三種類に属しているのだそうです。つまり、自分の脳内の言葉たちを閉じ込めて外に出ないようにしているのです。外に出ないネガティブな言葉たちを閉じ込めてしまうとどうなるのか?それは「自分に自信がない」という状況を作り出し。その結果、やればいいのは分かっていても行動できないという現実を作り出して更なるモヤモヤの原因になるのです。

人は自分が見たいように見て聞きたいように聞く

赤羽さんの0秒思考の本でも、その他の様々な情報にしても、「ヒトは自分のみたいようにみて、聞きたいように聞く」と言う言葉があるように、同じ情報でも、その人のその時の状況だったり、生まれた環境だったり、その後の体験だったりと、ヒトは自分の状況に照らし合わせて回答探しをするのだ。だから、同じ本、同じYouTube、同じ人物であっても、全く違う展開になっていくのはそう言うことなのだ。
同じ話を聞いても「めちゃくちゃ感動した!」と言う人もいれば、「いまいちだったなー?」と言う人もいれば、「あー!なんだか時間損した!」と言う人までいるのだ。

つまり、それぞれの価値観は違うのだし、その時のその人の状況によっては大きく変わることもあるのだ。

昔、私は全くお金がない時があった。目の前にビーチが広がる場所に立っている賃貸のマンションに引っ越して、これからどうしようかなー?と、思いながらやることがないので、毎日人口のビーチを犬と一緒に散歩していたのだ。(ある意味これはハッピーリタイア組と同じ環境だったな〜!と今にして思うのだが笑)どんな状況であってもその人が楽しいと思えば幸せになれるし、つまらないと思えば不幸になるのだ。

多面的に考えてみることの凄さ

自分の現状にしても大嫌いなあの人への怒りの感情にしても「多面的に見る」というのはメンタルが病まないという意味ではものすごく効果があるのだそう。心理学では「客観的に眺める」といった手法があるのだそうです。今、自分の目の前で起きている現実に囚われすぎて、周りが見えなくなっている。これはとても危険なのです。自分が見ている角度を少しずらしてみてみることで全く違う世界が見えてくるのです。A4メモ書きではそれを「多面的メモ書き」としてやることができます。例えばムカつく上司のこと、ムカつくママ友のこと、腹が立つ夫の言動、などなど・・・生きていると嫌なこともあるのが人間なのです、それを相手の立場で「多面的にメモ書き」をやってみるのです。

「なぜ山田太郎はいつも私にきついことを言うのか?」をテーマに1分間で4行15文字から20文字で書いてみるのです。ここで大事なのは1分間と言う時間と15文字〜20文字という数です。

3分だと脳が余計な言葉を探し出す。15文字から20文字というのは箇条書きではなくて自分の思いがわかりやすいから「ああ!自分はこんなことを思っていたのか」「山田太郎さんはこう言う視点だったのか」となるのです。

毎日モヤモヤを10枚書く訓練を1ヶ月続けると、ネガティブ思考からポジティブ思考に変わってきます。ネガティブを出し切ったら、「次は何しよう?」とほっておいても人は未来に向かいたくなるのだそう。

自分のミッションに気づき行動すると面白いぐらいに引き寄せが始まる

そうやって出てきた自分の思考が言語化されると、不思議なことにポジティブな言葉たちが登場し出すのです。これは無理くりではないポジティブ思考なので、上記に書いたような結果にはならないのです。

そしてこころからのポジティブ思考は、秋晴れのような爽やかさがあるから無理なく行動に移せる、すると同じ波動の「人やこと」を引き寄せて面白い出会いが始まるのです。これこそが本当の引き寄せなのです。人生長く生きていると、いいこともわるいことも半分づつ起きていると言うことに気がつきました。どちらも自分の人生を面白くするためのイベントと考えて、楽しもうではないですか!


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