研究の新規性についての備忘録
最近は、①自身の研究のプランを考えるフェーズにある、②ゼミでM2がリサーチクエスチョンをFIXさせる時期である、といった理由から、研究の新規性について考える機会が多いです。
研究計画を評価する軸は色々あるかと思いますが、その研究の新規性と有用性は、様々な分野で共通する、重要な評価軸かと思います。平たくいうと、その研究は、今までやられていないか?その学問領域にとってあるいは社会にとって有用か?ということが重要視されています。
研究における新規性は、まず、先行研究においてやられていないということを論文レビューを提示して示します。けれど、以下の中原先生の記事にあるように、論文をレビューするだけで、新規な問いが生まれるわけではありません。研究を進める上では、レビューはMUSTでやらなければいけないことですが、最近はレビューの海に溺れているなとハッとさせられました。
他にも、ツイッターのリプなどで、とても勉強になるご意見を頂いたので、まとめておきます。
読むことで、満足せず、先行研究をふまえて、どのように問題意識が変化したのか、自分のやろうと思った計画と、既存の研究がどう違うか、冷静になって整理しなければ。
新規性の7類型をみると、視点や理論としての新しさも挙げられていて、これができるようになると、2の未開拓な事象を自分で創出できそうな気も。。
ちなみに、批判的に読むとは、目の前の研究と他の研究の違いを丁寧に記述すること✍️勉強になった。
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