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台湾旅行記〜11日目〜

8時に起床。寂しくなるから今日が最終日ということを考えないようにした。ホステルのカフェでBLTサンドイッチ。利用していたFlip Flop Hostelは、自由な空気が流れていて居心地が良かった。次来た時もまた利用したい!チェックアウトの準備をしながら、レオンにお店に荷物を取りに行きたいと連絡。すると「最後にやり残したことを全部しよう。例えば檳榔とか!」と返信があった。そう、わたしは檳榔を試してみたかったのだ。「超良いね!」と返し、昼前に合流。

まずは大王漢寶殿に行って、スタッフのみなさんににステッカーを渡した。みんな元気で暖かい。人の活気〜って感じ!

母ちゃん〜

その後は開店前のYang Yangで初檳榔。開店準備中の他のスタッフが「なんでそんなことすんの〜笑」と言って笑ってた。レオンはすでに2タイプの檳榔を用意してくれていた。私はビギナー向けの方を挑戦。

ジャケカッコいい

そのまま口に含み、1分くらい噛んで口に溜まった汁はコップに出す。赤い色の汁。その後はガムのように噛み続け、汁がたまってはコップに出す。飲み込むと胃を壊すらしい。5分くらいすると顔が熱くなってくる。そのまま3分くらい噛んでいると、頭がフワフワした感覚になり面白かった。楽しく酔っ払った時の感じ。私はヘラヘラしていた。3分もしないうちに急に普通に戻る。持続時間はすごく短かかった。

最初の苦味に耐えている顔

台湾のタクシー運転手は眠気覚ましに檳榔を噛むらしい。けど個人的には運転と檳榔の相性は最悪だと思った。笑 でも脳が「カ〜っ」てなる感じは眠気覚ましにはなるのかも。まさか最終日の午前から檳榔をやるとは思わなかったけど、良い経験だった。爽やかな快晴のもと檳榔やってるのが俯瞰で見てシュールすぎて面白かった。

その後は台北の街に元気に繰り出す!最終日だけどワクワクした気持ちでいっぱいだった。レオンにどこ行くか聞いてもニヤニヤするだけで教えてくれない!MRTに乗って圓山駅に着いたら「山に登るぞ」とレオンがいった。「まじか…」と内心思うがそれは嘘だった。(ホッとした)

ちょっと歩いたら目の前に大きなかっこいい建物が現れた。”ヤンヤン夏の想い出”のロケ地の圓山大飯店だ〜!

でか〜い!

私は全力ではしゃいだ。32歳とは思えないほどのはしゃぎぶりだったと思う。

全力嬉し顔

内観、デザイン、雰囲気全てがクールで本当に素晴らしい体験だった。

広い
映画で見たレストラン〜!(見るだけ)
ここからの景色が良かった
ライトかわいいね

その後は中山駅に戻り、最後のお昼ご飯はルーローハン。なんだか安心する味。最後のご飯はこんな感じが私にとってちょうどいい。

日本語の紙カップが良い味出してた

その後は「恐竜博物館行くぞ!」とレオン。博物館まで歩くと休館のお知らせ。

めっちゃ休み

レオンは「Oh、Noooooo。。。」と膝から崩れ落ちていた。その様が面白かった。「俺は悲しい」と5分くらいずっと言っていた。「ドンマイ!気にしないで!」と何度も言った。予定変更し、台北地下街のゲーセンで遊んだり、偽物のキャラクターを探す旅をしたりした。

FAKE

台北滞在は残り2時間。ラストスパートだ〜!歩いて迪化街の布屋街へ。見渡す限りに台湾の鮮やかな布。私にとっては絶景だった。

基本的に派手

そして、こいちゃんにお土産の苦茶を買いに。レオンとこいちゃんと3人で初めて夜市で遊んだ時、罰ゲームとしてこいちゃんに飲ませたのに、こいちゃんは苦茶を気に入ったらしい。無事茶葉ゲット。レオンおすすめのアロエドリンクも飲んだ。さっぱりして美味しかった。

千と千尋の釜爺の職場(?)を思い出した
冷たくてとろとろ

最後は「最高のお店に行くぞ〜」とレオンお気に入りのアンティークショップに連れてってくれた。店内には色々なおもちゃや小物、かわいいガラクタがたくさん。最後にたくさんお買い物。台北でのこの思い出を忘れないように、出来るだけ変なものを連れて帰った。レオンもガラクタをたくさん買っていた。

古道具屋さん
君に決めた

Yang Yangに戻るまでの道は寂しさを感じる隙もなく、友達同士の会話を楽しんだ。Yang Yangに到着し、荷物を取って、台北駅へ。

赤峰街で記念写真

別れ際のレオンは毎度カラッとしている。「またね!」といつもみたいに挨拶。そんな感じがちょうど良くて、私は救われた。また来年会えるから大丈夫!それまでレオンも、レオンの家族も全員元気でいてね。あなたは私の最高の親友。今回もたくさんたくさんありがとう。

台北の象山で見た夜景も、帰りの空港で見た夕日もどれも美しかったけど、羽田上空の飛行機から見た夜景もすごく美しかった。私は東京も台北もどちらも同じくらい好き。台湾の友人にたくさん刺激をもらえたので、ちゃんと恩返ししたいし、私は私の持ち場でやりたいことをちゃんとやりたいと思った。台湾からの帰り道はいつもこういう風にやる気がみなぎる。私にとって本当に重要な場所である。次は来年かな。ありがとう台湾!

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