右手が使えない日々
先日、夕方に転んで右手にヒビが入りました。
転んだ時は一瞬がスローモーションのようでしたが、気がついた時は倒れていた。一瞬何が起こったかわからなかった。左手に荷物を持っていたので右手で受けて、少し右にねり倒れました。幸い、頭はコンクリートに少しぶつけただけで、人差し指から血がポタポタと落ちているだけでした。右の側頭部にコブができたし、右の太ももも擦り傷ができたけど、おかげで膝は打たなくてよかった。
考え事をしていたので転んだのだと思います。日常のふとした時に災いが起きるとは、避けられないことなのでしょうか。中学の時に柔道をしていたのでとっさに受け身が取れたような気がします。金曜日の夕方だったので病院には行かず、家で処置をしました。手のひらは内出血で紫色になり、グローブのように腫れていました。痛みは腫れが引かなかったので月曜日に病院へ行きました。レントゲンを撮ると、2カ所ヒビが入っていることがわかりました。ギブスをはめて痛み止めを飲んで、やっと痛みは解消しました。
人生初の骨にヒビです。右手が使えないとかなり不便です。5体満足のありがたさに感謝せねばと思います。1ヵ月はギブスで不自由な生活になります。キーボードが使いにくいので音声入力で書いて、AIで編集しています。骨の治療は無いようで、自然治癒に委ねるしかないようです。
内モンゴルのシャマンが骨折の患者の治療をしているのを観察したことがあります。ただ、酒をふりかけてマッサージをするだけです。麻酔もしてないので相当痛そうです。しかし見ているシャマンの弟子たちはそれを見て笑っています。すると、患者も苦笑いをしてみんな笑顔になります。
子供の時にやった「痛いの痛いの飛んでけー」を思い出します。意識を痛みから外すことで痛みを感じなくなるようです。このお酒をふりかけてマッサージをすることで西洋医学の治療よりきれいに骨が修復されるようです。
中国では民間治療として認められています。
ゆっくり休みたいですが、事前に約束していたことがあるので毎日それをこなしています。1ヵ月右手が使えないですが、左手がある。左手でちょっと絵や書にチャレンジしたいです。
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