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人目が気になるときの考察

近頃、自分らしくないことをするというのに、どこか楽しみを感じていて、ますます変人化が進んでいるなと思っている。
正確に書くと、他人からみた自分のイメージとは離れていそうなことというのが正しい。
そういうのを意識してしまう程、僕は人目を気にしてしまうタイプだ。

昔は家族に絵を見られることすら嫌な感じがして、堂々とお絵描きができなかった。なかでも女の子の絵を描くのには、特に抵抗があった。だから変に気を使って、男ばかりを模写して練習していた。
それもかわいいショタとかではなくドラゴンボールとかの所謂萌え絵とは程遠いような絵柄の男だ。

僕にとって人目が気になるときの解決方法はそのことについて考えまくることだった。
結局どう行動するかの選択はリスク、リターンを比較して自分にとって何がいいかを考えることでしかないと思う。
犯罪はするべきではないし、タダでお金が貰えるなら貰っておきたいものだ。

だから家族の前で女の子の絵を描くのはアリかナシかを考えた。
変な目で見られる可能性はある。とは言え、描かなければ自分の描きたい絵は上達しない。これが頭で分かっていても、どうも腑に落ちるまで時間がかかった。
よくよく考えていると、変な目で見られたとして、さして自分に対する害は大きくないことが分かってくる。
小学生同士でもなければ、他人というわけでもないので、たとえばいじめに発展して生活がままならなくなるなんてことはない。だから否定されたとしても、さして気にするようなことではない。
(そもそも、もっと家族を信頼するべきなのだが、それはまた別の話ということで……)
最近はようやく、家族の前であろうと描きたい絵に挑戦できるようになれている。

人目が気になってやりたいことができないというのは、それをやった時のリスクを整理できていない状態なんだと思う。
どうなるか分からないから怖い。けれども、やりたくて葛藤が生まれモヤモヤするのかなと。知らんけど。

この記事が参考になれば幸いです!