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自分の自信を取り戻すぞと決意した日

昨日、自分にとってのある節目を迎えた。
どんなに自分に自信がなくても自信をつけなければ、堂々と生きていけないということだ。
という自分への戒めも含めたお話。

自信がないことを蓋してた7ヶ月

今月の上旬は常にシマツナじゃない人物としての活動が多く、それをすればするほど「自分に自信がない」ということが、世の中に露呈されていってしまった。

シマツナという名前は顔も出しておらず、自分の声はさらけ出していたとしても。
何故だかこのnoteでもコミュニティーの中やツイッターでも、堂々としていた。

自己肯定感とか、そういったジャンルのものかもしれないけれど、実際の私はとても自己肯定感が低い。

そんな事実をシマツナでない自分自身に、シマツナが客観視することで気づいてしまったのだ。

ただ、自分自身の本音の部分を蓋して見て見ぬ振りしてきたのがこの7ヶ月だったのかもしれない。

シマツナだと堂々とできたワケ

何故、このシマツナだと堂々と出来ていたのか、自分でもずっと分からないままいた。

昨日、とある声のお仕事の大先輩とお話しさせて頂く機会があった。

それまで、周りがバンバン声の仕事を取っていってる環境下に身を置かせていただいていた。

しかし、一旦そこを離れることにするという決意を伝えさせていただいた。

誰が悪い訳じゃなく、自分自身の問題なんだと私はその大先輩に話した。
その際、大先輩はこんなことを言ってくださった。

「自分自身の問題というのもあるけれど、環境や関わる人の問題もあるから、そこも見直していくといいと思いますよ?今がダメなら変えられるのは自分自身ですから。」

そうなのだ、シマツナになって、関わる人を変えてから私は別人のように堂々とできるようになっていっていた。

シマツナじゃない自分にたった1週間身を置いただけで、自己肯定感低い私なんての塊女子が爆誕してしまうほど。

私にとってシマツナだと堂々と出来る唯一の環境であるということがわかってしまったのだ。

大先輩がおっしゃっていたように、私はシマツナじゃない本当の私になると途端に自信がなくなる。

それは色々な要因もあるとは思うけれど、私のことを認めてくれた上でアドバイスを下さる人たち。

素直に褒めていただけたりする環境でなかったことが大きかったんだろうなと思う。

もちろん、それで天狗になってはいけないとも思っている。
世の中には出来る人はあちらこちらに存在するのだ。

でも、この自分が今まで生きてきた世界線の中では、「耐える」「我慢する」「もっと努力しないと私はダメなんだ」と常に思っていたし、

私はお金を頂くに値しない人間なんだと決めつけていたように思う。

背中を押される出来事

先日、シーライクスという女性のキャリアスクールで、「好きを仕事にする第一歩」というイベントで登壇させて頂く機会があった。

実は、その日とても不安でいっぱいだった。

もちろん、私は好きなことを仕事にしてきた。
綺麗なところだけをすくいあげたら、すごいことをしているように見えるかもしれない。

でも、シマツナじゃない経歴の話だったのもあり、すごく不安に駆られてた。

私は本当に自信がない。

第一歩を踏み出したのはシマツナで活動していたからであって、私の話なんだけど、私の話じゃないような気もしていた。

ただ、実際に話を聞いてくださった方々のコメントを思い出してみると、マインド面のお話の質問が多かった。

自分の過去を思い返しながらながら回答してた話は、シマツナではなく私等身大の話だったように思う。

そして、あのイベントから数日。

知り合いから仕事の話が舞い込んできた。
といっても、各方面の仕事の話だ。

デザインもそうだし、声の仕事もそうだ。

嬉しい反面、「値段をもっと下げて欲しい」と言われることがあった。

この10年近くやってきた仕事は無償案件のみ。
お金を頂くというより、経験値がいただけるならと声の仕事含めどの仕事も引き受けてきた。

もちろん、中には有償案件もあった。
しかし、価格としてはココナラの一般金額より低い値段であったし、常に赤字続きで居た。

今までの私は、お互いにwin-winであればそれでいいと思っていた。

私は経験値がいただけて、相手は格安でお仕事を引き受けてもらえて。

でも、これをいつまで続けるのか?と思った訳だ。

永遠に続けていたら、生活はいつまで経っても安定しないのは当たり前。

私の商品価値はその程度だと決めつけてるのと同じ気がした。

どの仕事でもそうだ。
いつも最安値で、膨大な時間を浪費して仕事をする。

いい加減にそれをやめないといけないんだなぁ…って。

きちんと自分で価格の設定をして、自分自身を売り出していかないと、いつまで経っても同じところを走っていて、自信なんて取り戻せもしない。

そう、大先輩のありがたい言葉をいただいて、登壇した際にシーメイトさんに背中を押されたように思う。


きっと、この先自分が舵を切ることで、離れていく知り合いが増えるんじゃないかな…って思っている。

「無償でやってくれるかもしれない」とか「安くしてくれるんじゃないか」って思って近寄ってくる人が今まで大半だったからだ。

縁が切れてしまう人もいそうだって、そんな風にちょっと寂しくも思うのだ。

でも、今までもこれからも私のお仕事スタンスは変わらないから、引き受けた案件はしっかりこなしていけたらなって思う。

それでその先では、もっと堂々とシマツナじゃなくても堂々とできてる人になっているようにしたい。

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