見出し画像

在宅特需の会社は、株価上昇したのか?検証してみた!

こんばんは、FPむーです。
今日の記事は3分ぐらいのサラっと読めるものなので、サラっと読んでみてください。


先日、日経新聞でこんな記事を見つけました。
「在宅需要、意外な成長企業」

コロナによって生まれた需要。
ニッチ分野を扱う中堅・中小企業、大幅な増益や上昇修正も目立ちました。

増益や上方修正の中で「関連銘柄は株価も好調」とあったので、検証してみました!
はたして、増益した会社の株価は上がったのか?

業種別に検証しました。
それぞれ、ここ1年の株価の推移です。

◆アウトドア

●在宅勤務用の机など
→スノーピークの業績74%増益見込み(2020年12月期)

画像1


3月の下値から見ると、約3倍に上がっていますね!
コロナ前の株価を上回っています。
この分野はかなり需要ありますよねー!


●通勤用自転車の部品
→シマノの業績26%増益(2020年1-6月期)

画像2


1.5倍ぐらいに上がっていますね!
自転車、強いなぁ。


参考までに…
自転車業界の大手と言えば、
トップ画像の写真にあげたサイクルベースあさひ

画像3

やはり、1.5倍ぐらいに上がっていますね!

学生時代に自転車で全国を旅行していた身として、自転車に乗る人が増えることは嬉しい限りです。(急に話が飛んだ。)


◆調理

カレー・スパイスなど
→エスビーの業績56%増益(2020年4-6月期)

画像4


お好み焼きソース
→ブルドックの業績41%増益(2020年4-6月期)

画像5


おうちでご飯を作る人が増えていますからね。アウトドアに比べると微増ですが、それでもコロナ前以上に上がっています。


◆生活

手作りマスク用ミシン
→蛇の目の業績約13倍の増益(2020年4-6月期)

画像6


13倍の増益はめちゃくちゃすごい。これぞまさに「特需」です。手作りマスクは一時期本当に需要ありましたもんね。

13倍の増益に対して株価は13倍も上がってはいませんが、それでも3月の下値からは3倍ほど上昇しています。


殺虫剤
→フマキラーの業績約9倍の増益(2020年4-6月期)

画像7


◆娯楽

「まんが王国」アプリ
→ビーグリーの業績、55%の増益(2020年1-6月期)

画像8

在宅時間が増えると、娯楽としてマンガをアプリで読む人も増えています。55%の増益も素晴らしいですが、株価も約1.5倍に。


観葉植物など
→ユニバー園芸の業績、35%の増益(2020年6月期)

画像9

35%増益しましたが、株価としてはコロナ前までは回復していませんね。


アウトドア、調理分野の株価はとても上昇しています。
DXやITやヘルスケアが注目されがちですが、こういうニッチな企業の動きも注目していきたいところです。



DXって何?という方は、ぜひこちらも読んでみて!


ありがとうございます!サポートとても嬉しいです。いただいたサポートで、娘に絵本を買っています。