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会社の閉塞感を前に、取り得る選択肢は3つ。『辞めるか』『染まるか』『○○○か』その方法とは?

「究極をいえばウェルビーイング、一人ひとりが自分らしく生きることが一番大切です。変わりたくない人を変えようとは思っていませんが、変わりたいのにきっかけがない人には、O-Denがあると知ってもらえたら」

友人の沼田暁さんが、日経xwomanのインタビューで語っていた言葉。

約1000のグループ会社、働く社員はおよそ32万人……あまりにも巨大なNTTグループの「面白い人たちをゆるく横串でつなごう」と2015年に発足したのがO-Den。わずか数人で始まった有志団体は今や5000人をつなぐネットワークに成長し、イベントを開催するとなれば1800人の申し込みがあるそうです。しかも、実際にそこで知り合ったメンバーたちから数多くの新規ビジネスも生まれているとの事。


ということで今日は、数人で始めた活動が周囲を巻き込み、5000人のネットワークになったO-Denの例から、横・縦・ナナメの串でつなぐことの重要さついてご紹介していきます。

また、2歳の子育てをしながら実際に私が行っている活動を通して感じていることをご紹介していきます。

◆横・縦・ナナメの串でつなぐ可能性

横・縦・ナナメの串でつなぐのってとても大切だし、色んな可能性があるなぁと感じています。

私も、勉強会や読書会、座談会を通して、ゆるく繋がることを目的とした社内サークルを運営しています。発足して1年ほどが経ちました。子育てしながらグロービスに通ってMBAを取得した同期、単身赴任を経験しながらMBAを取得した支店長などが運営メンバーにいるのですが、なんといっても発足人であるKさんがすごい。

何がすごいって、ナチュラルに人を巻き込む力。そしてこの人と一緒に何かやりたいと思わせる力。私が運営メンバーになったきっかけはKさんなのですが、実はKさんと面識がなかったのです。それでもメールのやりとりだけでKさんのファンになったほどです。

まだ発足して1年なので、手探りの状態です。記事にあるNTTグループのO-Denのように、毎回大人数が集まっているわけでもありません。さらに発足したのがコロナまっ最中であったこともあり、95%のメンバーはリアルで会ったことが一度ありません。毎回zoomです。それでも、色んな思いや夢を抱えている人が社内にこんなにいるのだなと思うと、とてもワクワクします。

あと本音を言うと、zoomなのが助かっています。平日夜にしろ土日にしろ、2歳の子育てをしながらリアルで会うってとてもハードル高いんですよね。例えば平日夜は、18:30~21:30が子育てメイン時間。これより前は仕事をしているし、これより後の21:30からじゃぁどこかに集合しましょうというには開始時間が遅すぎる。だから、平日21:30~zoomで話すというのがちょうどいい。zoomですと、子どもを寝かしつけてから家で話が出来るからです。

もちろん、リアルで会うに叶うものではありませんが、コロナ&幼児の子育て中で、こういう活動をするにはzoomがちょうどいい方法だなって思っています。

また、同じような活動をしている同業他社の人を呼んで話してみたり、これをきっかけに異業種の友人と話してみたり。活動をしていると、同じ思いを持っている人たちとの出会いが膨らみ、構想も膨らんでいくのが純粋に面白いです。

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「いきいきと働いている人が少ない」


このことは、大企業で働いていれば、思ったことがある人も少なくないはず。それについて、インタビューのこの部分に、とても共感しました。

「会社の閉塞感を前に、私たちが取り得る選択肢は『辞めるか』『染まるか』『変えるか』。人が集まれば会社を『変える』ことができる」

いま勤めている会社に閉塞感があるわけではありません。でも、変化し続けないと生き残っていけない世の中で、横・縦・ナナメの串でゆるーく繋がられるような組織を、私も作りたいなと思っています。

私1人で出来ることは限られているけれど、同じ思いを持った人を集めることが出来れば、可能性をどんどん広げることが出来る。

友人のインタビューを読んで、その思いを新たにした日曜日の夜でした。

(1,749字)


日経xwomanテラスにも書いています。
アンバサダーやってます。
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