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スタンダードとは。

この仕事をしていると、自分は「正しく」あろうと思うのが自然だと思います。それは、関わる子どもさんのため、「正しい」ことを教えてあげなきゃって思うのは当然のことです。

だけど、正しいって一体なんなんでしょう。
授業の流し方、学級経営、会議や研修の進め方考え方。

前任校で「普通」「正しい」とされていた文化が次の学校で違っていたら違和感を覚えるのは、よくあることかなと思います。だけど、どっちが正しいんでしょう、本当のところ。

何が正しくて、何が間違ってるのかなんて、わからなくなってくる。結局、誰の言うことを信じるかですよね。今までお世話になった人。憧れていた人。あるいは自分の経験から、つい「それは誤りだ」と思ってしまいがちです。
でもそれは「絶対にそうでなくちゃいけない」ことなんでしょうか…?考える余地はありそうです。

「誤り」ではなく「違い」として受け止めてみること。

私はわりと口うるさい家で育ったので、色々と気になることを人に言ってしまいます。かかわる子どもさんたちにも、夫にも。でもそこまで目くじら立てることでもないのかも…などと思ったりしながらここ何年か過ごしています。

お茶を習っていると、その辺こまかく、ここは右手、指は三本揃えて、などの決まり(それも実に合理的な)があります。
私は「正しい」つまり「スタンダード」を知りたくて、お茶を続けています。
呼吸がぴたりと合ったときには本当にスッキリとします。

どこまで許せるか。それが「ポリシー」になっていくんでしょう。
できるだけ寛容でありたいものですが。

お茶の中にある、愛ゆえ/一期一会ゆえのルールや教養というものが私は好きです。


まだまだ人間を磨かなくてはなりません。

思うことでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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