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梅雨の晴れ間に

感染症をはじめ、すべての分野の医療従事者の皆様への感謝を込めて。

私は今、前回の記事【プロフィール】を書いてる時には、想像していなかった未来にいます。

先日、整形外科で、娘には手術が必要だと診断され、専門医宛の紹介状を頂きました。
これからいろいろな現実と向き合うことになりそうです。

今年の春先から断続的な痛みを訴えていたので、その原因が分かって、ホッとしました。
治るまで心配は続くけれど、梅雨の晴れ間のような、とても不思議な解放感。

自粛期間には、部活と習い事のある日常に戻ることばかり考えていたけれど、一度離れて休んでみよう。

診察室を出て、私は
「痛みの原因が分かって、良かったね!」
そう声を掛けてみた。

娘は頷いて、
「今まで出来なかったことをやってみたい!
まずは、髪を肩まで切ってみたい!」
と、明るく答えてくれた。

それも、拍子抜けするほど嬉しそうな声で。

「治る頃には、どの組が大劇場公演をやっているのかな!?」
こんな時でも、大好きな宝塚のことを話している私たち。

なぜか、今、「エリザベート」のお見合いの場面、♪予定通り・・・を思い出して、私の頭の中で、望海さんのルキーニが歌っています。

「番狂わせが面白い !!」

そう笑える日まで、目の前のことを、一つひとつクリアしていこうと思う。

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