NO CAT NO LIFE

腎不全猫 ヒメとの生活⑦

ヒメは本当に本当にお利口さんでした。
というか、天才なのでは、と思っています。

私の休みに合わせたかのように虹の橋を渡りました。
元々、19、20日は連休を取っていましたが、もういつその時が来てもおかしくはなかったので、無理言って、21日も休みにしてもらいました。
その日程を汲んでくれて虹の橋を渡ったとしか思えません。

前日の19日、最後の点滴と決めて最後の痛み止めと吐き気どめも処方してもらいました。
その夜、3日ぶりに口を開けてお話しし始めたのです。
本当に久しぶりにヒメの声が聞けて嬉しくて‥‥。
だからこそ、調子がいいと勘違いした私は翌日、点滴&痛み止め&吐き気どめをしてもらおうと病院に電話したのです。結局は私の勘違いでしたが。
ヒメは最期の夜に私に素敵なプレゼントとしてお話ししてくれたんです。

荼毘に付した日も警報でるくらいの雪だったにも関わらず、そのときは、晴れ間が見えて。
「青空目指して天国に行くんだよ」って伝えてたから、あの子はそれをちゃんと守って逝きました。

ヒメが虹の橋を渡って4日経ちますが、いまだに、ふとした瞬間に号泣&嗚咽。
あのとき、強制給餌するんじゃなかった、とか、もっとそばにいて、もっと顔を見てもっと撫でればよかった、とか。
そのときそのときで、ベストとは言えずともベターな判断だと言い聞かせてきましたが、時間が経つにつれ、後悔が大波になって押し寄せてきます。

違う。こんな感傷的なことを書きたいのではなくて、ヒメの素晴らしさを書き留めたいのに!

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