ミッシェルガンエレファントと自分

2020年10月11日。
ミッシェルが解散してから17年たったこの日に解散ライブを横目に見ながらこれを書いています。

自分がミッシェルと出会ったのは大学1年のとき。
高3でブルーハーツにのめりこみ、ヒロトとマーシーの考え方に感化され人生が楽しくなった自分にとって、その年クロマニヨンズとしてヒロトとマーシーが新しいバンドを始めたことはロックンロールが人生の中心になるには充分な要素だったと思う。
クロマニヨンズが載った雑誌をひたすら買い漁っていた当時、同じ頃にデビューしたThe Birthdayが同じ雑誌にのっていて、なんとなく気になって動画サイトで聴いてみたが、当時はまあ正直あんまり好みじゃないなーとか思っていた。
ミッシェルガンエレファントというバンド名は聞いたことがあった。
あ、バースデーってミッシェルガンエレファントだった人がやってるバンドなんだーへぇーふーん。
あのロシアの二人組がドタキャンしたMステを当時中3の自分はたしかリアルタイムで見てて、声めっちゃしゃがれてんなーとか思ったことはなんとなく覚えてる。

大学1年の自分はBirthdayの関連動画で出てきたミッシェルの動画を見て、一発ではまってしまった。
ええぇーーーなにこれかっこいい…めっちゃすき…


でかい音、スーツでライブ
もう全てがかっこよくて簡単に沼に転がり落ちた。



ミッシェルは自分が中3のときに解散してるので、あと10年はやく生まれてたらって何回思ったかわからない。
自分が大学3年の夏、ついに再結成すらできなくなって、ミッシェルを生で見ることは絶対にかなわなくなってしまった。

ブランキーに関しても思うけど、ミッシェルも、今にして思うとあの4人が同じバンドにいたってまじで奇跡なんじゃないかと思う。
ラスヘブを見て毎回思うのは、もうこんなバンドは、二度とでてこないのだ、ということ。
これほどまでに全てが完璧なバランスでかっこいいバンドは、もう絶対にでてこない。唯一無二なのだ。


なんかこれ書いてて、ミッシェルのかっこよさと自分がいかにミッシェル好きかが全然うまく書けてないなーと思ったんだけど、ミッシェルはなんていうか、もう好きとかそういう次元は越えてて、自分を構成する要素になってるんだよな…

いつだって赤毛のケリーになりたいし(今の髪色はアッシュだけど)
いちばん好きなビールはハイネケンだし
男の子がうまれたらモヒカンにしたいのだ(私はクハラ班です)。



また来年の10月11日も私は
ミートソースを煮込み、あふれかえるパスタの山をゆでて、ハイネケンをあけて、ラスヘブを観るのでしょう。

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