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読書感想文

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2021年6月の記事一覧

『老人のウソ』を読みました

武田邦彦さんの書いた「50歳からの人生」 50歳で生物としての人間が終わる 生物として生きる意味がなくなってから生きるのは哺乳動物では人間だけ 50歳まで「第1の人生」 50歳から「第2の人生」 全く価値の異なる別の人生 第2の人生を生きる意味は献身 自分の人生の目標を「自分の欲のためだけでなく別のもの」におく 自分でなく仲間、社会に貢献することを中心にする 社会とのかかわりを持つこと お金と人情の貯金は50代でしっかりと! なぜ生きるのか理念を持たないと粗大

『欲望の貨幣論』☆再読

貨幣とは何か? その価値の根拠は? 貨幣は近代社会における人間の自由に基礎を与えている 身分や性別、民族、言語による差別から自由にする代わりに所得や資産の不平等を生む ある物がお金として流通している時は、 お金としての価値 > 物としての価値 貨幣の価値は社会が与える 貨幣は商品である 商品価値は欲望という実体的な根拠がある 貨幣は誰もが貨幣として受け取るから貨幣 商品が交換される価値 資本主義は投機に基づくシステム 将来売るために何かを買う 貨幣の所有が純粋な投

『ストレスフリー超大全』☆再読

この本も読んだことあるって方が多いと思います。 「ストレスフリー」 寝ている時はストレスなしになっている 翌日にストレスや疲れが持ち越されない <解決法> 不安・・・ノルアドレナリンが分泌 不安は何もしないと増え、行動すると減る  → 動きながら考える 話す 相談する 書き出す  相談するイメージで書く  対処法調べる <人間関係>自分を変える 他人とでなく過去の自分と比べる 自己成長に気付く 自分の意思を持つ  価値観、ビジョン 悪口は言わない  嫌いな人の良いとこ

『いつも時間がないあなたに』☆再読

行動経済学にハマっていた頃に読んだ本です。 時間がなぜ足りなくなるのか⁉︎ 時間管理の問題点が書かれています。 スラック(余裕時間)を持つことは重要! この緩みの時間が、緊急性はないけど大事なことをやったり、トラブルの時に対応する余裕につながります。 時間の管理と金銭の管理…最終的な行動は似ている。 欠乏(自分の持っているものが必要と感じるより少ない)は多様な背景すべてに作用する。 欠乏は人の心を占拠する。 重要なことに集中すると他の関心事についてあまり考えられなくな

『シンニホン』☆再読

安宅 和人さん 作 現在の世の中の変化をどう見たらいいのか? 日本の現状をどう考えるべきか? 企業はどうしたらいいのか? すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか? この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか? 若者は、このAIネイティブ時代をどう捉え、生きのびていけばいいのか? 国としてのAI戦略、知財戦略はどうあるべきか? AI時代の人材育成は何が課題で、どう考えたらいいのか? 日本の大学など高等教育機関、研究機関の現状

『在宅ホスピスという仕組み』を読みました

人間らしく生き、人間らしく死んでいくとはどういうことなのか 外科医からホスピス医、現在は在宅医である山崎章郎さんが書いた本 終末期医療に関する本は結構読んだので、サンプルをまず見てと思い、サンプルをタップしたつもりが購入だった (*´Д`) あららと思ったのですが、これからの医療をどうするかといった面が詳しく書かれていて勉強になりました。 結局は〜買って良かったです♪ 2025年問題 死に場所難民と計算上なる人数分の看取りの場を病院から自宅や老健にする。 高齢者が増え