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父の日おめでとう

今日は父の日。
貯金が全くない私にとって、何もできずにムズムズする日ではあるけど、
とりあえず感謝は伝えた。

一体いついなくなってしまうかわからないし、
こういうのはちゃんと伝えるべきだよな。
こんな娘でごめん、許してくれ。

わたしのぱぱは不器用だ。
パパっていうより、ぱぱ。
ひらがな。
子供の時なにか思い出深いことを一緒にした記憶がない。
大好きと言われたこともないし、何考えているのかもよくわからない。

ぱぱはただ存在してただけ。本当にただそれだけ。
私は勝手に大人と呼ばれる年齢になって、
気づいたらぱぱの本当の性格とか知らずに家を出てた。

私のぱぱはやさしい、そして柔らかい。
口調も考えも、何もかも。
そして私はそんなぱぱが大好きだ。

思春期のとき、真っ正面に向かい合ってくれたか、
大学進学の時、就活の時、ものすごくためになるアドバイスをくれたか。

答えはどちらもノーだが、それでもわたしはぱぱという存在に救われてきた。特に社会人になって、一人暮らしを始めてからぱぱのすごさを日々実感する。

恥ずかしい話私にとって家族、と呼べるひとは
ぱぱしかいない。

思春期のとき、向き合ってくれたわけでも、大学進学や就職活動でも本当に役立つアドバイスをもらったこともなかった。だけど、ぱぱは存在で私を救う。

どんなことがあっても否定しないで、私を受け止めてくれる。その安心を私のぱぱはくれる。

こう考えたら、わたしって深く関わろうとしたら、傷つけて、傷つけられて縁切れちゃうのかも。
ぱぱとはまだ続いているから、これはちゃんと向き合っていなかった故の成果なのか、んー?

ぱぱはどう思っているかわからないけど、
私はぱぱからいろんなことを学んで、視野が広がったと思ってる。

ぱぱはこの世の中で本当になんでも知っている人だ。
私が小さい頃ぱぱは遥か遠いアメリカという国のことをたくさん教えてくれた。
なんでハリウッドはロサンゼルスにあるのか、ニューヨークがどういう街なのか、みる映画ひとつひとつがどんな意味を持っているか。

この歳になってくるとぱぱより私の方が知っていることができてきた、それでもぱぱはなにそれ?教えて?といってくる。

決して強がらずに理解しようとよりそう、そんなぱぱが私は大好きだし尊敬している。


あー何が言いたいかわかんなくなっちゃった。

とにかく私の人生のゴール、というか目標の一つに、ぱぱに誇りに思って欲しいっていうのがある。
誇って欲しい、私のこと。
今は何にもないけど、何にもできないけど、
一歩一歩ちょっとづつだけど
自分のことを愛して前を向こうとすること私を、
これまでと変わらず受け入れて、愛して、誇らしくいてくれますように。


私はこれまで通り犯罪もしないし、
ババとか、年配の人を傷つけない、そんな人間であります。

父の日おめでとう。
私のお父さんでいてくれてありがとう。

ぱぱの娘であることを私も誇って
自分のことを大切に、明日も生きていきます。

んは〜明日は月曜だけどがんばろ〜。

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