さなのばくたん。~名取さなを浴びた日~

こんにちは〜、めがたくです。
タイトルにもあるように3月7日に行われた「さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会 Powered by mouse」をネット配信で見たのでオタクの感情を綴ります。
正直ずっと余韻が抜けなくて記事書くどころじゃなかったんですけど2日近く経ってようやく落ち着きました。

本当は去年のこともあり、現地マジ行きてえという気持ちでしたが居住地が北海道+コロナ+受験という自宅縛り付け3点セットを抱えていたため応募すら叶いませんでした。ちなみに受験は受かってました。やったね。

語りたいことを全部書くととんでもない文量になることが目に見えているので、ばくたん当日に絞って書いていこうかなと思ってます。 

当日。イベント開始前

当日は起きた時から既にソワソワとしていました。(なぜ?) 10時くらいに物販があるらしかったので午前中はTwitterでパブサをして参加してるせんせえ達の様子を眺めていました。特にさなコレや名取おすすめCDを設置していたタワーレコード川崎店でエッビーナースデイのフルが流れていたようで、苦しんでいるせんせえ達を見るの面白かったです。

というかコラボカフェめっちゃいい〜〜〜〜〜〜ずりぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メニューもドリンクとフードそれぞれ5種類と豊富で、名取だったりさなちゃんねるキャラクターズがモチーフになってるのもそうですが料理がめちゃ美味そう。どうやら普段はオシャ・カフェをしているようでこんなとことコラボしたのか名取……となりました。

午後にはせんせえ達が送ったフラスタの写真を上げていたのでそれを見つつ、意匠を凝らしたデザインとフラスタの多さにビビってました。Vfesの時も名取のフラスタは他Vより多かったんですけど、今回はそれの比にならないくらいあってこのイベントを何よりも心待ちにしてたのはみんな同じでした。

そうしてイベント開始1時間ほど前になった時、自分は外へ出かけました。目的地はケーキ屋です。
正直これまでオタクがアニメキャラの誕生日にケーキを買う文化に理解を示してこなかったのですが、こういうことなんですね。
アニメキャラにケーキどころか自費でケーキを買う経験すら無かったのですが、母親が家の近くにある安くていい感じのお店でケーキを買ってきてることは知っていたので、そちらへ向かって1人用のいちごのシフォンケーキを買って帰り準備を整えました。

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30分前の午後5時くらいからはmouse×名取のMVメイキングムービーや映画泥棒パロが始まって少しづつイベントへと場があたたまっていきました。(写真撮影タイムの少しづつ増えてく名取のとこ好き)

名取さな、ばくたん。

そうして去年の中止から、長い長い時間を経たさなのばくたん。がついに幕を開けました。

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最初のムービーめちゃカッコよくて笑ってしまった。カウントダウンも去年のばくさんの時にぬヴェントスさんに作ってもらっていた、という話をしていたのでやはり今回もありましたね。ネット視聴だけどバカみたいに拍手してました。

1曲目『エッビーナースデイ』

ワンコーラスは聞けるようになっていたとはいえ、もうちょっと引っ張るものと思っていたので初っ端にきてマジ!?という反応が出ました。
それにステージの作り込みと照明のクオリティが尋常じゃない。至る所にこれまでの名取に関係する物が置いてたり飾っていたりとステージを見てるだけでも楽しめます。

曲の方はやしきんさん作詞作曲ということで元気いっぱいな曲調と名取らしい歌詞(プロの仕事でした)で、正直始まった瞬間泣いちゃうかもと思っていた意識も吹っ飛びました、落ちサビまでは。

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「せんせえありがとう」「誕生日できたよ」

いやーずるい。ずるすぎる。こんなん泣くに決まってるでしょ。涙止まんねえよ。
オタクなので歌詞に文脈が乗ってるのがすごい好きなんですけど、この歌詞って去年ばくたんが中止になっていなければ存在していなかったし、そのリベンジという「今この瞬間」に歌うことで最大火力を発揮するとんでもない代物なんですよ。

この時、自分の中でようやく「ああ誕生日会が、あの日のリベンジが始まったんだ」という実感が伴いました。

2曲目『ファッとして桃源郷』

この曲タイトルと冒頭だけふわっと知っている程度だったんですけど、こういう曲だったんですね。というか早い早い
歌詞も早口で言うところも多くある中で動きながらしっかりこなしてる名取、頑張ってるな……。
全体的に名取のオリ曲や歌ってる曲にコールするような箇所が多いので現地のせんせえ方はある意味地獄だったでしょうね。俺もいつか現地でクソでかい声でコールしてえよ。

3曲目『ギミー!レボリューション』

この曲もタイトルだけ知ってる曲でしたがめちゃくちゃいい曲、と思って調べたら田淵智也でした。どんだけ俺に刺さる曲作ってんの?
そして編曲がやしきんさんということでこの3曲はやしきんメドレーという訳だったんですね。

前の2曲がセリフ調であったり早口な部分が多かったので、この辺で「名取めちゃ歌上手くなってね?」と気づきました。
声量や安定感もそうなんですが、現地及びインターネットのせんせえ達を盛り上げる煽りや場に即した歌詞に変えるライブ感、踊りから名取がどれほどこのために頑張ってきたかをまじまじと見せつけられました。もうどの曲歌っても名取さなのための曲に聞こえてきたよ俺。

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MCさな~大喜利を添えて~

MCになった途端いつものさなちゃんねるになって安心感がすごかった。現地のせんせえ達も普段のコメント欄と変わらない統率力を持ってました。
「名取のこと好きな人〜?」シーン  からの
「名取のこと嫌いじゃないよって人〜?」ワー  はホントに笑った。名取の振りとせんせえ達の見極めの塩梅はもう職人芸ですね。

そしてさなちゃんねるキャラクターズからのプレゼントもありつつ、コーナーは大喜利へ。

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イベント前日の配信で大喜利をやる、と言った時は正気か?と思いましたが案外盛り上がるもんですね。インターネットVS現地と圧倒的勢力の差。現地せんせえは本当にお疲れ様です。

大喜利が過ぎるとケーキのお時間です。サイリウムをロウソクに見立てて吹き消したりと、今回はコロナの影響で声が出せないなりに工夫して参加できるようにしてる場面が多くあり上手いもんだなと思いました。

4曲目『Make it!』

こいつカバー曲いつも知らないな……。例のごとくプリパラは見たことがないため曲は初見でしたがダンスの動きや途中の演出を見て、プリパラなのは把握できました。以前名取は自分がプリパラの曲を歌うなんて、と言っていたり歌に関しても自分がやらなくても……等の発言もあり、今回これだけ自信を持って完璧に仕上げてきていることに目頭にジーンときていました。オタクは努力と成長に弱いからよ……。演出面でもその要素使うのか〜〜〜とノックアウトされました。最高がよ……

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(エビのTwitterから借りました)

めちゃ光るじゃん……もしかしてアイドル……?
名取が自分で神アイドルって言ってて嬉しくなっちゃった。それぐらいの気持ちでいてくれ。名取は自身が思ってるよりずっとすごい女なので。
王の衣装を身にまとい次に待つのはあのピンクの曲です。

5曲目『PINK,ALL,PINK!』

そろそろ文章から情緒の喪失を感じてきました。なにしろこれを書きながら見返してるのでうわ〜〜〜〜〜〜〜〜とかいうオタクの声を常に出してます。ごめん。

去年のばくさん配信で発表された名取が大好きな桃井はるこさん制作の楽曲です。
ばくさんでは録画でのお披露目だったので、やっとライブで聞けた〜〜〜〜〜〜〜〜〜という気持ちでいっぱいでした。

「君の愛を伝えてもっと」

最高ですか?名取のその時だけのライブ感出させる演出ホントに好き。ラスサビ前の間奏で各スクリーンとインターネットのせんせえ達に呼びかけるシーンが、1年前のばくさんの時と重なって今回はちゃんとみんないるよ、良かったね……とさめざめと泣いてました。

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会場で振られてるサイリウムと映像が重なってるの良すぎか……ハッピーカラーに染められてるよ。

MC2~クイズ大会と共に~

2回目のMCタイムは名取さなクイズでした。正解すれば情報解禁ということで自分は現地のせんせえ達に念を送ることしか出来ませんでした。
結果から言うと4問正解で見事情報ゲット!やったね。でも液タブをモニターに加えるのはどうなんだ?

解禁された情報はFANBOXでのグルメ漫画連載、エッビーナースデイが配信開始と続いていき、ついに物販やタワレコ川崎で販売したさなコレで真っ黒に塗りつぶされた幻のTrack4、新曲の発表です。

6曲目『アマカミサマ』

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作曲:田中秀和という文字を見た時には本当に驚きました。あの人が名取のオリジナル曲を……?
名取の会場への煽りもあり、新曲『アマカミサマ』のお披露目が始まりました。

実を言うと田中秀和の曲は好みとそうじゃないものがハッキリしていて今回はどうだろうと思ったんですが

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オタクの大好きな田中秀和でした。サビ入る瞬間にミラーボール降りてきて笑っちゃったな。名取のオリ曲では初?のしっとりとした曲となっています。曲が増えていってもどの曲もしっかりと名取さなの曲であるのがプロすげえ……という気持ちになります。
何気に名取とせんせえのプロレスだったり関係が曲にに汲み取られてるのは初めてですかね。作詞も名取さなが憑依してます?みたいな感想が出ました。どうやって作ってるんでしょうね。
サビの静かに盛り上がってる感じすごい好き。ちゃんと聞きたいのでどうかさなコレの通販を早急にお願いします……ほんと頼みます。

こうして新曲も歌いきり、さなのばくたん。は幕を下ろすのでした……。





アンコール:さなのお手紙

そうは問屋が卸さないです。まだ歌ってない曲がありますもんね。
ということでアンコール(拍手)が会場に鳴り響きます。イベントで1番声を出せない弊害があったのはここですね。流石にアンコールは声を出さないと難しい……。段々と拍手が早くなっていって最終的にめちゃくちゃ早くなってたのはちょっと面白かったです。

そして現れる名取。その姿はナース服に包まれていました。ちょこっと新曲の話をした後に名取からお手紙があるということで、この時点で自分はバリバリ泣いていたのでこれはやばいかもと思っていました。

「YouTubeを始めてから、私は私とせんせえのことを考えなかった日は1日もありません」
「名取は自分の人生全てを使ってあなた達に全てを返せるとは思ってないけれど、それでも悪態をつきながらもあなた達のことが大好きです。これからも名取のことを見ていてもらえると嬉しいです」

案の定ダメでした。嗚咽が出ました。声にならない涙が、感情が、思いが、全てが溢れだしました。

これまでの配信のこと、さなのおうたが出た時のこと、さなのばくたん。のイベントが発表された時のこと、ばくたんが中止になった時のこと、その時の名取のこと、ばくさん配信で抑えきれずに涙を流していたこと。全部全部の記憶が頭の中を過ぎて涙となって流れ出していました。

こっちこそ、何も返せていないのに。いつも名取からは貰ってばかりいて、自分は配信を見たり、フィギュアやグッズを買って応援することしか出来ないのに。

でも自分も、名取さなを知ってから、応援し始めてから毎日名取さなのことを考えて生きてきました。この思いは他の人にだって、名取にだって劣りません。そして、これからもきっとそうでしょう。

名取が手紙を読み終わった時、おそらく全てのせんせえが泣いていたことでしょう。このタイミングで再び名取が「名取のこと好きな人〜?」と聞いて溢れんばかりのサイリウムが振られていたのは、まさに名取とせんせえの関係性を表していたように思えます。

アンコール:『さなのおうた。』

どんなにオリジナル曲が増えても、アンコールにさなのおうた。を歌う構成大好きです。
もっちゃんせんせえが2018年5月に作ったファンメイド曲を新たにフル尺で再構築し作られた、名取さな最初のオリジナル曲。

この曲が始まってさなのばくたん。が終わりに近づいていることを強く感じました。

イベント終了後にエビがクレジットを出していたように、さなのばくたん。は多くの人の手によって作られた、たった1人の女の子の誕生日をお祝いする会です。
名取さなという女の子が世界で1番幸せな誕生日を過ごせるために、本当に色々な方が携わってくれていました。
協賛となっているマウスコンピューター様、デザインや制作面で多く関わっていたであろうTRIBALCON.様。3DCGの多くを担当したバーチャルキャスト様。ライブの演出面を構成したflapper様。さなのおうた。やPINK,ALL,PINKのMV、今回のイベント開始の映像を作られたぬヴェントス様。その他本当に多くの人がいてこのイベントが成り立っていました。

これが成功したのも名取さなという存在が3年間地道に丁寧に活動してきた成果の現れだと思います。

2018年にYouTubeに植えられた1つの芽はいつの間にか大きく成長して花を咲かせていました。それはこれからも、もっともっと大きく伸びることでしょう。

「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」

イベントをやってくれてありがとう。
諦めないでいてくれてありがとう。
いつもせんせえのこと考えてくれてありがとう。
いつも元気をくれてありがとう。
活動を始めてくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。

この広い世界で名取さなという1人の女の子に出会えて本当に良かった。
これからもずっとずっと大好きです。返せるとは思ってないけれど、人生をかけて名取から貰ったものを少しでも送れたらいいなと思います。

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