超越ミュウ徹底解説

　初めましての方は初めまして。他の方はこんにちは。メガりょうです。noteは14回目となります。見づらい部分等ありましたら教えていただけると幸いです。
　また、世界大会へ向けた貯金のため採用カード解説からは有料とさせていただきます。購入してくださった方からのデッキに関する質問やここを詳しくといった質問にはTwitter＠megaryo624のDMにてお答えします。よければツイートのリツイート等で拡散をしていただけると嬉しいです。

０．前置き

　今回のシティリーグは僕が直前まで学校の修学旅行等で忙しく、ほとんど準備ができていない状態から優勝といったところまで来ることができました。時間がないときにデッキを用意しなくてはならない、といった場面はよくあると思います。そのため今回はいつものnoteからに内容を少し加えて、「どのようにこのデッキを作っていったのか」といった点にもフォーカスしていきたいと思います。そのため普段より情報量が増え、価値も高くなっていると考えています。従って価格設定をいつもより少し高くさせていただいています。しかし、それ相応の情報はあると思っていますので、ご購読いただければ嬉しいです。

１．環境考察とデッキ選択の経緯

～全体的な環境について～

　CL福岡からそんなに日がたっていないため環境はあまり動いていないだろうと考えました。そこでCL福岡前に作成した以下のTier表をもとに考えていくことにしました。

Tier１：“ミュウ”、“白馬スイクン”、“3神ファイヤー”、“クワガノン”
Tier２：“黒馬バドレックス”、“連撃ウーラオス”
Tier３：“連撃テンタクル”、“ゲンガー”、“ルカメタザシアン”

　CL福岡で環境に変化を与えそうなことは2点あったと思います。
1つ目は“ドガスゲンガー”が入賞したことです。これにより“ゲンガー”がTier３から抜け出しTier２ぐらいの立ち位置まで来るのではないかと考えました。
2つ目は“ハピナスチルタリス”の登場です。このデッキは環境のほとんどのデッキに勝つことができるので環境の答えと呼ぶのにふさわしいデッキかと思います。そのためシティでの使用者も一定数いると考えました。

これらをもとに作成したTier表が以下の通りです。

Tier１：“ミュウ”、“白馬スイクン”、“3神ファイヤー”、“クワガノン”
Tier２：“黒馬バドレックス”、“連撃ウーラオス”、“ゲンガー”
Tier３：“連撃テンタクル”、“ルカメタザシアン”、“ハピナスチルタリス”

　今回のシニアシティでは、使うのが簡単で強い“白馬スイクン”が最も多いと考えていて、上位の上手い人たちが“ハピナスチルタリス”を持ってきて優勝してそうだなといったような考察から始まりました。そのため僕の中でのデッキの条件は“白馬スイクン”と“ハピナスチルタリス”の2つのデッキに勝てることでした。そして僕はこの2つに勝てるデッキは“ミュウ”であると判断しました。“白馬スイクン”に関してはCL福岡の練習の時に調整メンバー“白馬スイクン”をボコボコにしたことから自信がありましたし、“ハピナスチルタリス”も初見では勝てないものの《ツールジャマー》を採用してしっかりとした立ち回りをすれば不利を取るデッキではないと考えました。また、“ミュウVmax”は環境トップのデッキでありパワーが高いため他のデッキに対してもある程度勝つことができると思い選択しました。

～“超越ミュウ”というデッキ～

　“ミュウ”は先攻時のパワーが非常に高く突っ走ることが可能なデッキです。しかしミラーで後攻の時や、“3神ファイヤー”に《うねりの扇》が採用されていた時に負けてしまうことが気になりました。そこで1ターンもらう手段として「超越」といった形を考えました。《リセットスタンプ》＋《ムサシとコジロウ》＋《頂への雪道》を決めることができればほとんどのデッキは1ターンくれるため、勝てない勝負に勝つことができるようになります。しかし、「超越」のためのパーツは数が少ないわけではなくそれなりの枠を取ります。そのため、いかに先攻時のパワーを落とさず、「超越」のできる“ミュウVmax”を作るかといったところが今回の鍵となりました。

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