新しい造り手を応援すること
こんばんは。
気づけばこんな時間。昨日は思わぬ来訪があって、嬉しかった日。
真面目な話、もう少ししたかったなと思う反面、それにはまだまだ知識も経験も足りてないなぁと反省。気合い入れ直します。ハマダです。
今日は自分のお店にも通ずることなのですが、
新しい造り手をどう応援するのかということについて。
自分たちの住む長野県には、ここ数年で新しくブルワリーが5こ以上増えました。これから長野市には3箇所できるみたいですし、これからも少しづつ少しづつその輪は広がっていきそうな印象。造る場所が増えることで得られるメリットはきっとたくさんありますし、知る人が増えるきっかけが増えるという意味でも、流行から文化へ変わる一つの兆しになることは間違いないと思ってます。
ただ、その反面、新しい造り手さんの醸造技術やビールの味わいが、造り初めから古参の方達に並んだり、優れていたりすることは極めて稀なケースだなぁと思います。その反面、古参のブルワリーになると価格が安定してくると、少しづつ手の届きやすい値段になることも多く、新規の造り手さんの方が高いという、ある種矛盾のようなものが見受けられます。
この差分をどう埋めるのかというのが、新しい造り手さん(これから造る人も含む)今求められていることだと自分は強く感じています。
例えば、同じスタイルの『IPA』を作ったとして、他社のIPAと比べて何が違うのかというのを明確にする必要があります。そのために、売るまでにストーリーを組み込む人もいれば、新しいホップを使って、今までとは違う香りを印象付けたり、など。
ここが明確にされてないとお客さん(飲食店や小売店の人も含む)には届かないし、響かない。逆にそこが強いと、多少値段が上がっていたりしても、売り切れる。とはいえ、こういうところに実際最初は力を入れられないことも、多いはず。自分のお店はそういう部分でサポートできたらいいなと思います。単純にものを横流しにするようなものではなく、そのものの価値をきちんと乗せて売れるよう。頑張っていきたいものです。
ということで、今日はおしまい。
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