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[PoE3.21]ファイヤートラップ・エレメンタリストのビルド紹介

PoE2&3.22の情報が出てきたので、頭の片隅で来季のスタータービルドを検討中。3.20はボンシャ(近接)、3.21はSRSポップコーン(ミニオン)だったので、3.22はキャスターにしようかなとなんとなく思っています。

週末、まとまった時間が取れたので、気になっていた↓のビルドでActランしてみたところ、なかなか感触が良かったので、Path of Exile初心者の方向けに紹介します(上級者の方なら動画とpobですぐ把握できると思います)。

subtractem氏のファイヤートラップ・エレメンタリストです。「炎を生む者(Shaper of Frame)」を活用した発火(ignite)がメインになっています。

火以外のヒットでも必ず発火を付与できるようになる

通常、発火含むダメージ系状態異常は、
(1)該当する属性によるヒットを発生源として、
(2-1)ヒット時付与確率に応じて付与するか、
(2-2)クリティカル率を確保する(クリティカル時の付与確率は100%)
という条件を満たさなければなりません。
※非ダメージ系状態異常は閾値(threshold)も考慮する必要があったり。

「炎を生む者」があればこうした条件を整える必要がなくなり、あとは素直に発火のDPS向上を考えるだけでよいということになります。

発火を引き起こすヒットダメージのソースは、ファイヤートラップとフロストブリンクです。

ライチャスファイヤービルドの本体だったり

ファイヤートラップはトラップ作動時のヒットダメージ&燃焼床による継続ダメージを与えるスキルですが、燃焼中の敵には追加の火ヒットダメージが入るのが特徴です。「燃焼中」は発火を付与されている場合はもちろん、燃焼領域上にいるときも「燃焼中」とみなされます。この追加ダメを踏まえると、単発のヒットとしては各種スペルの中でも実は高い部類になります。

Act1から使えるブリンクスキルとしておなじみ

スキル単発のダメージとしてはこちらも低くない設定であるフロストブリンクに冷気から火変換サポートをかませ、サブ兼ブリンクスキルとして活用しています。モブ処理ならこちらで十分。

冷気→火に変換することで「炎を生む者」の発火ダメージ上昇が生かせる

適当に組んだpobでも6Lなら割とすぐにDPS1Mは出る構成です。作者のsubtractem氏の最終的なpobでは20M到達してましたね。爆破も加わってフロストブリンクで快適なファームができそう。

まだActランしか触っていない段階で書くのもあれですが、ラビリンス1回目で「炎を生む者」アセンダンシー取得直後から上記二つのスキルに入れ替えた時点で、すでに十分な火力が出ました。マジックまでは3Lのフロストブリンク(冷気から火変換サポート - 燃焼促進サポート(combustion))1発でほぼ処理できます。ボス戦もスムーズでした。

なお、Act3途中まではレース定番構成であるローリングマグマ/フレイムウォール/ホーリーフレイムトーテムでいけます。初めて使いましたが、ローリングマグマがむずい。敵手前を狙って着弾時とバウンド後の2回ヒットするのが強いそうですが、これは練習がいりますね。。。まあ適当に乱発しても全然走れるさすがの構成でしたが。

気になる防御面はというと、めちゃめちゃ硬いというほどではなさそうですが、ツリー左側に伸ばしてアーマー/ブロック型にもできるし、ツリー右側で回避/スペサプ型にもできます。パッシブの取り方次第でデタミネーションとグレースの両方を張ることも可能。

装備要件もゆるく、高額な必須ユニークも不要で、スターター向きじゃないかなと。複雑な機構を採用しているわけではないので、初心者にもやさしいと思います。

マップ入り後ももうちょっと育ててみたいですが、来季触るなら楽しみは取っておきたい気持ちもある。


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