[PoE3.25]パッチノート雑感など
ECスタッカーを中途半端なまま放置していたら、いつの間にか新シーズンが来週からですか。トランセンデンス狙い撃ちだったのか、徹底的にナーフされた機構を詰め込んだECスタッカーを最後に触れたのでよしとしましょう(?)。なお、今は細々とLast Epochやってます。
朝5時に一応起きてみたけどTwitch見てたら5分くらいで寝落ちしました。休憩中にパッチノート眺めましたが、またまた大きく変更が入るんですね。前期も（いろいろあったけど）大きな変更があったにもかかわらず、そして続編の開発も佳境だろうに、精力的にアプデかけてるのはシンプルにすごいなと思う（中身は置いといて）。
パッチノートの主だったところは日本PoE界の偉人たちがコメントしているので割愛。個人的に気になったところだけ触れていきます。
トーテム削除＆近接スキルの強化
ほとんどの近接スキルでフラットダメが削除され、追加ダメージ効率(Added Damage Effectiveness)が大幅に強化されているようです。品質の影響度を高めた分、武器そのものの性能がより求められるような方向になるのかと思っていたけど、全然違った。スマイトやラースなどでフラットダメを稼ぐ型をリーグスタート候補でうっすら考えていたこともあったんですが、結構いい感じにダメージ出るのではないだろうか。肝心のチャンピオンがナーフされたけれど。
スキルのバフ／ナーフ
元気のバーニングアロー（Burning Arrow of Vigour）：マナコストはジェムレベル1で8（変更前：7）となり、ジェムレベル20で14（変更前：12）までスケールアップします。
単にマナコストだけ上げられてかわいそうだなと思ったり。
ブライト（Blight）：ジェムレベル1で毎秒5.9（変更前：3.9）の基礎混沌ダメージを与えるようになり、ジェムレベル20で351.9（変更前：284）までスケールアップします。
萎縮のブライト（Blight of Atrophy）：ジェムレベル1で毎秒5.9（変更前：3.9）の基礎混沌ダメージを与えるようになり、ジェムレベル20で351.9（変更前：284）までスケールアップします。
コンテージョンのブライト（Blight of Contagion）：ジェムレベル1で毎秒9.7（変更前：8.5）の基礎混沌ダメージを与えるようになり、ジェムレベル20で704.3（変更前：612.2）までスケールアップします。
エッセンスドレイン（Essence Drain）：ジェムレベル1で12から18（変更前：9から13）の混沌ダメージを与えるようになり、ジェムレベル20で776から1164（変更前：644から966）までスケールアップします。ジェムレベル1で毎秒42.2（変更前：31.2）の基礎混沌ダメージを与えるようになり、この値はジェムレベル20で1818.1（変更前：1509.4）となります。追加ダメージ効率がすべてのジェムレベルで160%（変更前：140%）となります。
自棄のエッセンスドレイン（Essence Drain of Desperation）：ジェムレベル1で12から18（変更前：9から13）の混沌ダメージを与えるようになり、ジェムレベル20で776から1164（変更前：644から966）までスケールアップします。ジェムレベル1で毎秒91.6（変更前：67．7）の基礎混沌ダメージを与えるようになり、この値はジェムレベル20で3959.4（変更前：3287.2）となります。追加ダメージ効率がすべてのジェムレベルで160%（変更前：140%）となります。
近接ばかり眺めてたらしれっとバフされてたり。
ヘイトレッド（Hatred）：プレイヤーおよび近くの味方の冷気ダメージが上昇しなくなります。プレイヤーおよび近くの味方はジェムレベル1で物理ダメージの30%（変更前16%）を追加冷気ダメージとして獲得し、ジェムレベル20で39%（変更前：25%）までスケールアップします。
ヘラルドオブアッシュ（Herald of Ash）：「バフはスペル火ダメージ上昇を付与する」を持たなくなります。バフはジェムレベル1でプレイヤーの物理ダメージの15%を追加火ダメージとして付与し、ジェムレベル20で20%までスケールアップします（変更前：すべてのジェムレベルで15%）。
Moreダメがしれっと消されていたり。ヘイトレッドは物理convert型ならバフととらえてよさそう？ BVとかグレイシャルカスケードとか変容トルネードとか。
外傷（Trauma）：サポートされたスキルは外傷1スタックごとにジェムレベル1で2から3（変更前：3から4）の追加アタック物理ダメージを持ち、ジェムレベル20で10から17（変更前：11から24）にスケールアップします。
ちゃっかりナーフされてたり。
デセクレート（Desecrate）：スポーンさせる死体の最大レベルはジェムレベル1でレベル20（変更なし）となり、ジェムレベル20で80（変更前：レベル100）までスケールアップします。
アンアース（Unearth）：スポーンする死体はジェムレベル1でレベル10（変更前：12）となり、ジェムレベル20でレベル70（変更前：80）となります。
デセクレート（Desecrate）およびコープスウォーク（Corpse Walk）スキルでスポーンする死体は、選択できる死体の種類のメインプールに追加される15%の確率ではなく、一律15%の確率でスペクターと一致するようになりました。これらの霊体の死体はほとんどの目的で使用できなくなり、スペクター蘇生やボーンオファリングなどのミニオンスキルでのみ使用できます。
DDがお仕置きされていたり。変容ランシングスティールは生き残った模様。
スペルもジェムレベルに応じてフラットだけでなくDamage Effectivenessも徐々に増えるように修正されたけど、Rolling Magma → Arma Brand / Cremationなどの定番の組み合わせも若干火力が下がるのだろうか。Lv21以降もスケールするという理解でよいのかどうか。
ディバインブレッシングサポート（Divine Blessing Support）は削除され、既存のバージョンは3.25.0開始後ログイン時に削除されます。このサポートを持つ禁断のシャコー帽（Forbidden Shako）は裂傷（Rupture）に置き換わります。餓えた指輪（Hungry Loop）が持つこのサポートはエターナルブレッシング（Eternal Blessing）に置き換わります。軍団の行進（March of the Legion）はこの影響を受けず、このサポートを得られる唯一のアイテムです。
これもちょっとびっくりしました。ストリーマーでこの予想立てていた人いたけどなんか予兆あったんですかね。
あとはバナーの変更もありますね。トーテムの代わりにバナー立てる、、、ことになるんだろうか。勇猛(valour)なんて気にしたことなかったけど、近接スキルでキルするか、レア以上のモンスターを近接スキルでヒット時(0.5sに1回)に獲得できるということで、ボス戦でも一応使えるのか。知らなかった。
パッシブ/キーストーンの変更など
キーストーンパッシブスキル「パーフェクトアゴニー（Perfect Agony）」は「クリティカルダメージ倍率の修正値はクリティカルストライクによる状態異常の継続ダメージ倍率にもその数値の50%が適用される」および「ヒットダメージが30%低下する」を付与しなくなります。以降は「状態異常の継続ダメージ倍率はクリティカルダメージ倍率と同値になる」、「クリティカルストライクは追加ダメージを与えない」および「非クリティカルストライクは状態異常を付与できない」を与えるようになります。
特にアイデアがあるわけじゃないけどなんだか気になったやつ。
ライブパッシブマスタリー「スキルはマナコストの30％の代わりにライフをコストとする」はその値が15%になります。
ライフパッシブマスタリー「最大ライフ +50」は+30を付与するようになります。
アタックのマナコスト軒並み上げたのにこれか～。前期の変更もあいまって、アタックは頭のエルドリッチインプリがますます欠かせなくなるのか、インスピレーションサポがmoreに変わったところでなんとかなるのか。
デュエリスト開始位置の南西に新しいクラスター「戦の精神（Spirit of War）」を追加しました。「戦の精神（Spirit of War）」は「物理アタックダメージの0.5%をマナとしてリーチする」および「アタックのマナコストが15%減少する」を付与します。
レンジャー開始位置の東に新しいクラスター「戦いのスリル（Thrill of Battle）」を追加しました。「戦いのスリル（Thrill of Battle）」は「アタックでヒットを与えた敵1体ごとに2のマナを獲得する」および「アタックのマナコストが15%減少する」を付与します。
アタックパッシブマスタリーの「憤怒がある時に近くの敵は威嚇される」は新しいパッシブマスタリー「アタックスキルはマナコストの20％の代わりにライフをコストとする」に置き換わります。
と思ったらパッシブの方でマナコスト減が提供されるということらしい。
Phys taken Convert 大幅削除
ARESマスタリー、Taste of Hate、ヴェールモッド、Lethal Pride、Delveモッドなど、結構広範囲で物理を他属性に変換して受けるモッドが削除・置き換えされています。Lightning Coil＆Cloak of Flameだらけになりそう。
アセンダンシーまわり
チーフテンのTawhoa's Chosenなくなっちゃった、、、近接がバフされたなら結構強いと思ったのに、、、。
アセンダンシーパッシブスキル「月の存在 アロホングイ（Arohongui, Moon's Presence）」は「太陽の咆哮 シオーネ（Sione, Sun's Roar）」に置き換わります。「太陽の咆哮 シオーネ（Sione, Sun's Roar）」は「ウォークライのパワーは無限になる」および「ウォークライのバフ効果が30%増加する」を与えます。このノードの前の通常パッシブは「トーテム設置スピードが10%増加する」に代わり「ウォークライの持続時間が15%増加する」を与えるようになります。
あとでちゃんとウォークライの変更にも目を通しておかないとです。
アセンダンシーパッシブスキル「弛まぬ者（Unrelenting ）」は「エンデュランスチャージ1個ごとに混沌耐性 +4%」および「エンデュランスチャージが最大数の時に受ける元素ダメージが8%減少する」を持たなくなります。これに代わり「エンデュランスチャージ1個ごとに1%の元素ダメージ軽減率追加」を持つようになります。
アセンダンシーパッシブスキル「壊れぬ者（Unbreakable）は「ヒットにより受ける火、冷気および雷ダメージにアーマーの8%が適用される」を持たなくなります。以降は「アーマーの15%がヒットから受ける混沌ダメージにも適用される」を持つようになります。
ECが変更になったということで、今までは標準的なボンシャなどでも積極的にECの最大値を稼いだりしなかったと思うんですが、アセンダンシーの取り方が変わってきそうな気配。
アセンダンシーパッシブスキル「止まらぬ英雄（Unstoppable Hero）」は、その位置が「不屈の精神（Fortitude）」と入れ替わります。止まらぬ英雄は「堅牢化中はアタックスピードが20%増加する」、「堅牢化中のアーマーおよび回避力 +500」および「堅牢化中はスタンを受けることがない」を付与しなくなります。それに代わり「近くの味方はプレイヤーと同じ数の堅牢化を持っているとみなされる」を付与するようになります。
「不屈の精神（Fortitude）」は「プレイヤーは堅牢化15スタックを持つ」を持つようになります（変更前：20）。
場所が入れ替わって有効なパッシブが取りやすくなった代償として、アセンダンシーでもらえるFortifyスタックが-5。AS、AR/EV、スタン無効も取り上げ。ただし、経路が変わったことでtaunt関連のパッシブを2つ取れるようにもなりました。他が良すぎてTauntの方はとったことないけど。
ざっとこんなところでしょうか。さすがに文字量が多すぎてすべてに目を通せていないので見落としや勘違いがあるかもしれませんがご了承ください。
おまけ：日本語パッチノートの罠
憤怒はより基本的で発見しやすいものとなりました。憤怒は、憤怒スタックごとにダメージを1%上昇させ、その最大値は30となりますが、固有能力としてアタックスピードおよび移動スピードを付与しなくなります。過去2秒間にヒットを受けていないか憤怒を獲得していない場合、1秒ごとに10憤怒を失います（変更前：0.5秒ごとに1憤怒）。
日本語パッチノートの憤怒(Rage)の仕様変更冒頭の分です。単に「ダメージ」と書いているのでスペルにも状態異常にも影響があるのか！？ と驚きましたが。
英語パッチノートには「Rage now grants 1% more Attack Damage per Rage gained」とちゃんと書いてます。そりゃそうだよね。
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