新型コロナウイルスJN.1についての続報

朝晩寒いですね。
昨日は、房総半島の方まで出かけようと思った矢先、
東京湾で地震があり、断念しました。
(アクアライン渋滞するかなあと思って。)

そんなことはどうでもいいんですけど、
最近、「新型コロナウイルス第10波」とか、
また煽りだしたので(いつまで数えるんでしょう)、
少し新しいところで調べてみました。

CDC Official: New COVID Variant Doesn’t Appear to Be More Severe.
The Epoch Timesより。
Updated:1/24/2024.

COVID-19の変異型は、最近の米国での感染例の大部分を引き起こしているが、それほど重症ではない可能性が高い、と当局者は言う。
米国疾病予防管理センター(CDC)が発表した初期のデータによると、最近の米国での感染者の大半を占めるCOVID-19の変異型は、それ以前の株よりも重症化していない可能性が高い。

以前の亜種より、
重症化しているというデータは、
今のところないそうです。

CDCはより正確な評価を下すためにさらなるデータを待っているが、JN.1という変異型は今のところ重症化を引き起こしていない、とCDCの職員Eduardo Azziz-Baumgartner氏はCBS Newsに語った。
JN.1の症状がより重篤かどうかという質問に対し、同氏は医療記録データから「そうではない可能性があるという初期シグナルがある」と述べた。ウイルスが個人にどのような影響を与えるかは、一人一人異なる "n (統計学でいうサンプル)"であることを忘れてはならない。「非常に深刻になる可能性もある。一般の人々にとっては軽いウイルスで死亡する可能性もある。」
CDCは、JN.1の重症度について、より多くのデータが得られる「今後2、3週間」のうちに詳細を明らかにしたいと考えている、と同氏は述べた。

大きなデータ(例えばアメリカ全体とか)でみると、
より重症化しているというわけではないそうですが、

個々の人々にとっては、
重症化して入院して亡くなったり、
することもあります。
とくに高齢者、基礎疾患お持ちの方、
中には若くて元気(だと思っていた)な人も。

こういったことは、
ほかの病気でもおこりうることで、
全く無防備でよいわけではなく、
常日頃から、
日常生活に(健康に)気を付けたほうが良いのは、
かわりません。


以前、CDCは、昨年半ばに発見され、現在では米国内の症例の90%近くを占めるこの変異型が、顕著に異なる症状を示す兆候はないと述べていた。また、この亜種がより重篤な疾病を引き起こすという証拠もない、と同機関は前回の更新で述べている。
先週、世界保健機関(WHO)は、昨年 "注目の変異型 "と呼ばれたJN.1が世界中でより重篤な症例につながっていることを示唆する報告やデータはないと述べた。「現在のところ、(注目の変異体や監視中の変異体と)疾患の重症度増加との関連を示す実験室や疫学的な報告はありません」とWHOは述べている。
CDCの広報担当者は数週間前、報道機関に対し、「JN.1感染で他の変異体と異なる症状が出ることを示すデータはない」と述べ、「一般的に、COVID-19の症状はすべての変異体で広範囲に及ぶ傾向がある」と付け加えた。

個々の症例を取り上げて、
「大変だ、大変が、オオカミが来るぞー」
とかいうのは、
マスコミはセンセーショナリズム(sensationalism)で、
売上を上げるのは昔からの習性で、
いたしかたないのでしょうけど、
医者とかで騒いでる人は・・・

「症状の種類や重さは、どの変異体が感染を引き起こすかよりも、むしろその人の免疫力や全体的な健康状態に左右されるのが普通です。」「COVID-19が不眠症や不安神経症と関連している患者もいるという報告もあります。」「同時に、CDCは "COVID亜種の影響を常に研究しており、より多くのことが分かり次第、一般の人々に報告します。」と担当者は続けた。
この変異型が不安や心配を含む少し異なった症状を引き起こしていることを示唆するイギリスのデータを引用した報告があった。
ジョンズ・ホプキンス大学の最近の論文によると、症状は以前のものと「非常によく似ている」。しかし、「JN.1が以前の変異型よりも下痢を引き起こしている可能性が示唆されている」としながらも、「それを裏付ける確固としたデータはまだない」と述べている。

その人の免疫力や全体的な健康状態に左右されるのが普通です。
その人の免疫力や全体的な健康状態に左右されるのが普通です。
大事なことなので2回言いました。
下痢が起きやすいとのうわさもあるとのこと(真偽不明?)。

有病率
1月20日現在、JN.1型は患者の約85%を占めている、とCDCは最新情報で述べている。しかし、この変異型が以前の変異型よりも重症化や入院を引き起こすという兆候はないと、当局や研究者らは指摘している。
2023年10月、JN.1がCDCのトラッカーを通じて初めて報告された時、その割合は米国内の全症例の約1%であった。それ以来、JN.1は急速に拡大し、世界保健機関(WHO)はJN.1を "注目すべき変異型 "として警告を発した。このCOVID-19株は12月下旬に米国で主流となった、と当時は発表された。
一方、CDCの追跡データによると、COVID-19による入院患者数、症例数、救急外来受診者数は、1月13日までの直近の報告週で減少している。CDCによれば、救急外来受診は19%減少、入院は9.6%減少、症例数は1%減少している。
CDCの過去のデータによれば、ここ数ヶ月の間に数値は上昇しているものの、パンデミックを通してアメリカ全土でウイルスが増加した過去に比べれば、はるかに低い数値である。

今のところ、JN.1による入院患者数、症例数、救急外来受診者数は、
パンデミックのころよりははるかに低いそうです。

まあ、すぐにほかの亜種にとってかわられるでしょうけど。

義務化と規則
数週間前、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ワシントン州、ペンシルベニア州、イリノイ州など、いくつかの州の病院がマスク着用を義務化した。ロサンゼルス郡とニューヨーク市の地方機関も、管轄内の病院に対してマスクの義務化を発表した。
しかし、カリフォルニア州は最近、COVID-19陽性反応後の隔離期間についてCDCと意見を異にした。カリフォルニア州保健局が最近更新したガイダンスでは、陽性で症状が軽い人は、症状が改善し、24時間以上薬を飲まずに発熱がなければ隔離を終了してもよいと勧告している。
2022年以降、CDCのガイドラインでは、COVID-19に感染した人は症状の有無にかかわらず、少なくとも5日間は自宅待機することになっている。5日間が経過しても症状が改善しない場合は、体調が回復し、少なくとも1日間熱がなくなるまで隔離する必要がある。

マスク義務化が再開したようです。
感染予防効果云々を言い出すと、
義務化すべきかどうかは、
議論もあるでしょう。

私は花粉症ひどいので、
マスクつけるのは抵抗ないんですけどね。
(ちょっとしっかりした布マスクだと、
満員電車で、隣の人の匂いも気にならないのです。)

病院職員はしたほうがいいかなあ。
(我々は感染症に注意してますというアピールとして。)

もちろん、どうしても嫌な人とか、
子供は着用しなくてもいいとは思います。


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